昨日は、ミュージアム講座「東海林太郎・没後50年」の講演会の講師でした。

 

会場は、代々木上原のけやきホール。
 
様々な東海林太郎さんのヒット曲を
レコード音源で聴いていただきました。
 
生歌のゲストは、三丘翔太さん!
 
戦前、戦後の歌に大変詳しくて、
話がはずみました。
 
そして、もう一人のゲストは、佐々木三知夫さん。
東海林太郎音楽館の館長さんです。
 
貴重なお話を沢山聴くことが出来ました。
 
客席には、ボニージャックスの皆さんや、
音楽プロデューサーの合田道人先生にもご来場いただきました。
 
合田先生と1枚!
 
改めて東海林太郎さんの歌声の偉大さを
感じることが出来た2時間となりました。
 
ご来場ありがとうございました!
 
【たけ平今日の一曲】
~東海林太郎「旅笠道中」~
 
ヒット曲が多い東海林さんなので、
全部ご紹介出来なかったのが残念です。
 
今回の講座で聴いて、今日の一曲は、
良い歌だなと、改めて思いました。
 
昭和10年の作品。
東海林さん絶頂期です。
45万枚売れました。
 
映画「東海の顔役」の主題歌です。
若き日の清水次郎長を主人公としています。
 
この歌を聴いていて、映画「男はつらいよ」で、
寅さんがこの歌を歌って
エンディングを迎えるシーンを思い出しました。
 
東海林さんの歌は、やくざ歌ではなく、
「男歌」です。
 
そして、民衆に寄り添った歌声が、
東海林さんの世界ではないかと思っています。
 
義理と人情をテーマにした東海林ワールドは、
現在の世の中にも通用します。
 
昭和歌謡の礎を築いた東海林さんの歌を、
皆さんも改めて聴いていただきたく思っています。