昨日は、恒例・落語協会謝楽祭でした。
会場は、湯島天神です。
 
今年は、コロナの影響で、
飲食ブースは無く、
物販ブースのみで開催しました。
 
 外でのステージイベントも今回は、
残念ながら開催出来ませんでした。
 
しかし、配信用のイベントは開催。
 
私は、第4部の司会をつとめました。
林家ぼたん師匠とのダブル司会。
 
様々なゲストをお迎えしてのトークショーでした。
 
アサダ二世先生、三遊亭ふう丈さん、
東京かわら版社長、鈴本演芸場社長、
宝井琴調先生、
落語協会黙認誌「そろそろ」編集者の皆さんなどが登場!
 
写真は、林家しん平師匠。
 
映画「二つ目物語」の監督として、
熱く語っていただきました。
 
控室でご一緒した、柳家さん喬師匠と記念撮影! 
沢山のご参加ありがとうございました。
 
来年は、コロナ前の通常の形で
開催出来たらいいですね~。
 
【たけ平今日の一曲】
~高田浩吉「大江戸出世小唄」~
 
 コロナ前の謝楽祭では、
「芸人のど自慢大会」がありました。
 
私は毎年、司会をつとめていました。
 
審査員長は、落語協会会長・柳亭市馬師匠。
 
市馬師匠は、会長になる前は、
よく歌唱で謝楽祭のステージにも上がっておられました。
 
今日の一曲も過去に市馬師匠が歌唱された歌です。
 
昭和10年の作品。
 
歌う俳優第1号、高田浩吉さんの歌唱。
 
以前は、映画の主役が、
その主題歌を歌うことはありませんでした。
 
高田浩吉さんが初めてです。
 
高田浩吉さんといえば、
長谷川一夫さんと人気を二分した大スター。
 
高田さんのモットーは、
「スターは、男であっても常に美しくなければいけない」です。
 
撮影は、必ず午後5時まで。
取材は、遅くても夜10時まで。
 
それ以降は、一切、
人前に姿を見せなかったと言います。
 
当時、映画関係者の方々は、これを、
「浩吉の美貌タイム」と呼んだそうです(笑)