今年の上半期に口演した
演目の中のベスト10は以下になりました。
 
①生徒の作文
②牛ほめ
③扇の的
④死ぬなら今
⑤宗論
⑥井戸の茶碗 
⑦替り目
⑧夢の酒 
⑨百年目
⑩西行
 
となりました。
 
学校公演用のネタが上位に来ました。
 
地噺も3演目ランクイン。
 
トリネタでは、
「井戸の茶碗」が多かったみたいです。
 
また下半期も様々なネタを口演予定です。
 
お楽しみに!
 
さて、7月上席・浅草演芸ホール
夜の部トリ、いよいよ、明日、
千穐楽を迎えます。
 
まだ御来場いただいてない方、
是非とも足をお運びください。
 
そして、再度、御来場したい方も大歓迎です!
 
よろしくお願いします。
 
お待ちしています~! 

 
【たけ平今日の一曲】
~松平晃「小鳥売の歌」~
 
口演回数の多いネタというのは、
やはり、ここぞ、というときに
やるネタが多いです。
 
昭和40年代に、日本に
空前の懐メロブームが到来しました。
 
そのキッカケを作ったのが
東京12チャンネル(現・テレビ東京)
「なつかしの歌声」という番組です。
 
毎週のレギュラー放送と、
夏過ぎの特番と、
大晦日の特番という形でした。
 
特番では、ここぞ!
という歌をやはり歌われます。
 
そして、レギュラー放送では、
え?こんな歌も放送するのか?
と思うような、
レア曲が流れるときもありました。
 
だから、テレビ東京には、
様々な貴重な歌唱映像が残っているのです。
 
「なつかしの歌声」ファンあるあるといえば・・・。
 
残念ながら出演されなかった歌手の方々もいました。
 
そこで、この歌手なら、特番で何を歌うか、
レギュラー放送で何を歌うか、
妄想する、金のかからない遊びをすること(笑)
 
例えば・・・ 
 
出演されなかった戦前のスター、
楠木繁夫さん。
 
特番なら「緑の地平線」、「女の階級」とか・・・。 
 
レギュラー放送なら
「のばせばのびる」、「涙のバラライカ」とか・・・。
 
妄想しただけで、楽しいです。
 
そして、松平晃さんです。
 
絶対、出演してほしかった
戦前のスター歌手でした。
 
松平さんなら、特番なら、
「サーカスの唄」、「急げ幌馬車」でしょう。
 
デュエットコーナーなら
「夕日は落ちて」、「曠野を行く」、
あっ、「花言葉の唄」か・・・。
 
そして、レギュラー放送で
聴きたかったのが、今日の一曲。
 
昭和14年の作品です。
 
小鳥の鳴き声を笛で表現しているのが楽しいです。
 
個人的に、3番が好きな歌。
 
ああ、妄想は、今宵も止まりません・・・(笑)。