横浜の山下公園に行きました。
 
「赤い靴はいてた女の子」像があります。
 
ご存知、童謡「赤い靴」の
舞台に建てられています。

この歌は、大正11年の作品。
 
像は、昭和54年に建てられました。
 
海の彼方を見つめる女の子像が、
寂しくうつります。
 
この像を見て、改めて、歌詞を読むと、
切なくなります。
 
女の子の後ろ姿は、こんな感じです。
 
山下公園に行ったときは、是非、御覧下さい。
 
 
【たけ平今日の一曲】
~宮城まり子「手のひらを太陽に」~
 
子供に愛されてきた歌は、
沢山あります。
 
今日の一曲もそうです。  
 
作詞は、なんと、
「アンパンマン」でお馴染み、
やなせたかしさん。
 
意外と知られていません。
 
昭和36年の作品です。
 
最初、宮城まり子さんが、
日本教育テレビ(現・テレビ朝日)の
番組内で発表しました。
 
しかし、あまり、話題になりませんでした。
 
ところが、昭和40年の紅白歌合戦で、
ボニージャックスさんが歌唱し、
たちまち火が付き、大ヒットします。
 
この歌は、元来、
子供向けの歌ではなかったそうです。
 
やなせさんは、ある時、
心身共に疲れていたそうです。
 
自殺したいくらい、
追い込まれていました。
 
暗く寒い所で、
懐中電灯で手をあたためながら
仕事をしていたそうです。
 
ふと、手のひらを透かして見てみると、
真っ赤な血が見えました。
 
その瞬間、「ああ、生きているんだ…」
という再発見と共に、
生きている喜びを感じたそうです。
 
そして、この歌が誕生しました。
 
この歌は、生命を大切にしようと、
今も訴え続けています。