先日、お客様から、

刺子織の合財袋を頂戴しました!

 

私の出囃子「蛇の目のかけで」に、
なぞらえたデザイン!

 
そして、裏には、私の名前入り!
 
 
老舗・浜町の「高虎」さんの誂えです。
 
着物移動のときにピッタリ!
大切に使わせていただきます!
 
【たけ平今日の一曲】
~淡谷のり子「東京ブルース」~
 
刺子織は、日本独特の伝統手芸です。
 
素材が、大変に貴重なものなので、
頂戴して、恐縮しています。
 
今日の一曲にも手芸が登場!
 
昭和14年の作品です。
 
「♪~絽刺しする夜を鐘がなる」
 
絽刺しとは、
絽に色糸で模様をつける手芸です。
 
明治以降は、
上流階級のご婦人の間で流行りました。
 
この歌は、当時の最先端の文化や
風俗が歌詞にちりばめられていて好きです。
 
作詞は西条八十さん。
 
歌詞には、アパート、ネオン、パラソル、
ラッシュアワー、エレベーター、等々、
横文字も連発です。
 
この歌に出てくるプラネタリウムは、
有楽町駅前にあった東日天文館ではないか
と言われています。
 
日本で2番目に古いプラネタリウムでした。
 
この歌の出来る1年前にオープンしています。
 
西条さんの、「今」を観る目が冴えた一曲!
 
当時の若者に、とてもよく歌われました。
 
昭和39年の西田佐知子さんの
「東京ブルース」とは全くの別物です。
 
ブルース調の強さは、
今日の一曲のほうが雰囲気が出ています。