昨日は、横浜にぎわい座にて独演会でした。
 
背景には、桜の幕。
 
そして、高座脇には本物の桜の木!
 
春の噺「百年目」を口演しました。
 
今回は、初めて、噺の途中、
途中にハメモノ(お囃子さんによる三味線)を
入れて口演。
 
今までとは、また全く違う形の
「百年目」を聴いていただきました。
 
もう多分、この形では最初で最後だと思います。
 
ご来場のお客様には、新しい形で、
聴いていただけて嬉しかったです。

 
沢山のご来場ありがとうございました!
 
【たけ平今日の一曲】
~小唄 勝太郎・徳山たまき・三島一声「さくら音頭」~
 
「百年目」にハメモノを入れる形、
こんなに華やかになるのか、と、
自分でも思うくらいでした。
 
この噺は、「桜」が1つのテーマになっています。
 
花見に浮かれる人々の姿の描写も
春らしくて大好きです。
 
まさに旬の噺です。
 
今回は、出囃子も自分のではなく、
今日の一曲で上がりました。
 
以前、お亡くなりになった川柳川柳師匠も
一時、この出囃子でした。
 
昭和9年作品。
 
日本調の歌には欠かせない一曲です。
 
ビクター、コロムビア、ポリドールから
同名で、この歌が出ました。
 
この三つ巴、結果、
ビクターが圧勝しています。
 
昭和9年の歌謡界は、
華やかな「さくら合戦」となりました。