先日、人形町末廣跡地を通りました。

人形町の交差点のところです。

 

人形町末廣といえば、江戸時代から、

昭和の時代まであった伝説の定席。

 

慶応3年~昭和45年まで営業。

103年の歴史がありました。

 

ちなみに、定席とは、

毎日、落語興行をする寄席のことです。

 

当時、最高峰の寄席。

 

私、生きていたら、

絶対に行きたかった定席!!

 

現在は、読売ISさんになっています。

 
嬉しいのは、ちゃんと、ビルの入口に
「人形町末廣跡」と書いてある石碑と、
建物の絵があることです!
 
伝説の寄席があったことを
残してくださっているのが、本当に有難いです。
 

江戸時代から続く、

唯一の全畳敷きの最後の寄席だったそうです。

 

私は写真でしか見たことがありません。

 

横に広くて天井が高かったそうです。

 

マイクがなくても響く寄席。

 

そして、伝統で、

夜席しか営業しなかったそうです。

 

う~ん、知れば知るほど、
行きたかったなあ…(笑)。
 
跡地を散策するのも楽しいです。
 
【たけ平今日の一曲】
~春日八郎「お富さん」~
 
人形町末廣跡の近くに、
「玄冶店」の碑が建っています。
 
玄冶店といえば、
歌舞伎「与話情浮名横櫛」に出てくる
一番有名なシーンです。
 
歌謡曲では、春日八郎さんで大ヒット。
 
昭和29年作品。
 
岡晴夫さんが歌唱予定でしたが、断ったため、
春日八郎さんが代役で歌唱し、ヒットしました。