浅草生まれ、
文学界・演劇界の作家といえば、
久保田万太郎さんです。
小説家、劇作家、そして、歌人と、
幅広い才能で活躍されました。
生誕の地に碑が建っています。
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私も久保田作品は、かなり読んでおります。
中でも、「浅草風土記」が一番好きです。
浅草演芸ホールに出演しているとき、
必ず一度は、この碑を見に行きます。
【たけ平今日の一曲】
～霧島昇／ミス・コロムビア「愛染草紙」～
久保田万太郎さんのお弟子といえば、
川口松太郎さん。
川口さんの戦前の一番の当たり作といえば、
「愛染かつら」です。
青年医師の浩三役が、上原謙さん。
看護婦のかつ枝役が、田中絹代さん。
すれ違い恋愛小説です。
日本全国に大ブームを起こしました。
それが、昭和13年です。
あまりの反響に、すぐに映画化。
映画は大ヒット！！
映画は、その後、「後編」、「完結編」、
そして、3本を1本にまとめた
「総集編」も映画化されました。
完結編で、浩三と、かつ枝も
やっと結ばれます。
そして、その１か月後・・・
主題歌を歌った霧島さんと
ミス・コロムビアの御両人もゴールイン！
今日の一曲は、完結編の主題歌です。
昭和14年の作品。
「愛染かつら」シリーズの主題歌は、
全てヒットしました。