木更津といえば、「お富与三郎」。

 

歌舞伎でお馴染み、

「与話情浮名横櫛」のことです。

 

まさに、木更津を舞台にした名作。 

 

「お富与三郎」ゆかりの光明寺を訪れました。

 

木更津駅から5分圏内です。

 

 
こちらのお寺には、
主人公・与三郎のモデルとなった人の墓があります。

 
次回のブログは
やはり、このお芝居には、欠かせない、
蝙蝠安のお墓について書きたいと思います。
 
【たけ平今日の一曲】
~春日八郎「お富さん」~
 
この作品は、木更津で起きた
実話に基づいています。
 
それをまとめて、
現在の作品になりました。
 
そして、昭和歌謡で、この作品を扱って
爆発的ヒットになった歌が今日の一曲。
 
昭和29年の作品。
 
「歌舞伎歌謡」でありながら、
それを全く感じさせません。
 
作曲は、渡久地政信さん。
 
渡久地さんは、全く歌舞伎を
観たことがなかったそうです。
 
それが、逆に良かったのか、
テンポはマーチで、リズムはブギ。
 
そして、歌唱の春日さんも
全く歌舞伎を知らなかったそうです。
 
この感覚が、新鮮な作品となり
大当たりしました。
 
ちなみ、本来は、岡晴夫さんを想定して
作った歌だったそうです。
 
しかし、岡さんが、
レコード会社を辞めるということで、
新人の春日さんに廻ってきました。
 
春日さんにとっては、幸運中の幸運!!
 
老若男女、誰もが
「♪死んだはずだよお富さん~」と口ずさみ、
この部分は、流行語になりました。
 
戦後、歌謡曲が、社会現象になったのは、
この歌が初めてだと思います。