「林家たけ平独演会」
ご来場ありがとうございました!
 
会場は、両国・江戸東京博物館ホールでした。
 
このご時世にお運びいただき、
感謝申し上げます。
 
写真は、「ねずみ」口演中!
 
前座さんは、柳家り助さんでした。
 
り助さんは、5月から二つ目に昇進いたします。
引き続き、応援よろしくお願いします。 

 
次回は、会場が変更します。
 
日本橋社会教育会館です。
5月27日・夜6時45分開演です。
 
詳細はチラシをご覧ください。
 
ご予約、ご来場お待ちしています!
 
【たけ平今日の一曲】
~西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」~
 
独演会では、
「竹の水仙」と「ねずみ」を続けて口演しました。
 
両方、甚五郎物なので、繋げてやってみました。
 
「竹の水仙」は、笑福亭鶴光師匠に習いました。
 
鶴光師匠の「竹の水仙」は、
今日の一曲の一節が入っています。
 
この部分を言って、反応があるかないかで、
ご来場のお客様の年齢層を把握するようにしています。
 
昭和35年の作品です。
 
発売当初は、あまり流行りませんでした。
 
しかし、当時、
安全保障条約改定反対の動きが
デモとして大きくなっていきます。
 
そんな暗い世相に比例するかのように、
この歌はヒットしていきます。
 
歌に漂う挫折感と、
当時の大衆の絶望感が合致して全国的に流行りました。
 
そして、日本レコード大賞特別賞に輝きます。
 
西田佐知子さんは、後に、
関口宏さんと結婚され、芸能界を引退しました。