「林家たけ平独演会」
ご来場ありがとうございました
会場は、両国・江戸東京博物館ホールでした。
このご時世にお運びいただき、
感謝申し上げます。
写真は、「ねずみ」口演中!
↓
前座さんは、柳家り助さんでした。
り助さんは、5月から二つ目に昇進いたします。
引き続き、応援よろしくお願いします。
↓
【たけ平今日の一曲】
~西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」~
独演会では、
「竹の水仙」と「ねずみ」を続けて口演しました。
両方、甚五郎物なので、繋げてやってみました。
「竹の水仙」は、笑福亭鶴光師匠に習いました。
鶴光師匠の「竹の水仙」は、
今日の一曲の一節が入っています。
この部分を言って、反応があるかないかで、
ご来場のお客様の年齢層を把握するようにしています。
昭和35年の作品です。
発売当初は、あまり流行りませんでした。
しかし、当時、
安全保障条約改定反対の動きが
デモとして大きくなっていきます。
そんな暗い世相に比例するかのように、
この歌はヒットしていきます。
歌に漂う挫折感と、
当時の大衆の絶望感が合致して全国的に流行りました。
そして、日本レコード大賞特別賞に輝きます。
西田佐知子さんは、後に、
関口宏さんと結婚され、芸能界を引退しました。