京成線関屋駅と東武スカイツリーライン牛田駅の間にある立ち食いそば屋さんです。
↓
【たけ平今日の一曲】
~久保幸江「ヤットン節」~
川柳川柳師匠がお亡くなりになりました。
川柳師匠といえば、最初から最後まで、軍歌を歌いまくる新作「ガーコン」です。
客席は、毎回、本当に盛り上がってました。
師匠の噺で、軍歌を覚えた前座さんがどれだけいたでしょうか。
まさに、歌う昭和史でした。
川柳師匠にしか出来ない個性的な高座が、もう見られなくなってしまったのは、本当に残念で仕方ありません。
川柳師匠は、酒を愛しました。
その酒豪伝説、泥酔伝説の数々は、語りつくせません!(笑)
そして、昭和歌謡を愛した師匠でした。
出囃子(噺家が舞台に上がる時の三味線音楽)も昭和歌謡でした。
川柳師匠が過去に使用した昭和歌謡の出囃子は、「三味線ブギ」「さくら音頭」などです。
「ヤットン節」を使用していた時もありました。
この歌は昭和26年のヒット曲です。
「♪お酒呑むな酒呑むなのご意見なれど…酒呑みゃ酒吞まずに居られるものですか…」
いかにも川柳師匠をあらわした歌詞で(笑)、出囃子として、私はとても好きでした。
川柳師匠は、「落語が上手いってなんだ?それ、必要かね?自分にしか出来ないもの、それが落語だと思う」と、おっしゃっていました。
まさにそれを貫き通した師匠です。
ご冥福をお祈りいたします。