部屋を整理していたら、
「ぞろぞろ」が出てきました。
これは、現在は発行されていませんが、
昔、落語協会が発行していた機関誌です。
真打の師匠宅を訪問したり、
重鎮の対談やインタビューがあったり、
新前座さんの紹介があったりと、
盛りだくさんで、読んでいて楽しかったです。
子供の頃、寄席に行くと、無料でもらえました。
平成2年と、平成6年のものが出てきました。
私が中高生の頃、
足繁く寄席に通っていて、もらったものです。
今、改めて読むと懐かしくて、懐かしくて…。
おかげで、部屋の片付け作業が、
ピタッと止まってしまいます(笑)
【たけ平今日の一曲】
~伊藤久男「暁に祈る」~
小学生の頃、よく通っていた寄席の1つが、
今は無き、吉池演芸場です。
JR御徒町駅のところに、吉池ビルがあります。
あのビルの上が、昔は寄席でした。
この寄席の良いところは、途中退出が可能で、
食事をしたいときは、スリッパを借りて、
1つ下の階の大衆食堂で食事をして、
また、寄席に戻れたことです。
1日楽しめました。
子供のころ、エレベーターで、
漫才の松鶴家千代若・千代菊師匠と
一緒になりました。
小学4年生頃だったと思います。
エレベーターの中で、両師匠に
「坊や、小学生なのに、寄席観に来たの?偉いね~」
と、頭を撫でられたことは、
今でも私の財産です(笑)
千代若・千代菊師匠の漫才で、
戦時歌謡の今日の一曲を覚えました。
高座で、「津軽海峡冬景色」を
千代若師匠が歌うのですが、
途中から「暁に祈る」になっちゃうというネタです。
これは、私の祖父世代の人は
バカウケしていました。
小学生の私は、
「暁に祈る」という歌を知らなかったので、
何故、面白いのか分かりませんでした。
そして、中学生になって、
戦前の歌に興味を持つようになり、
この歌を知ったとき、
とても嬉しかった記憶があります。
芸能をより楽しむためには、
色々なことを知っていたほうが、
もっと面白いということが分かったキッカケでした。
本家、伊藤久男さんは、
この歌のヒットで、スターの仲間入りをしました。
昭和15年の作品です。
