先日、あるホールにあった雪籠です。
 
ホールによって、
あったり、無かったりするそうです。

 
雪が降るように演出するには、
紙は、三角に切ります。
 
そのほうが、散るときに、
まるで雪が降っているように見えるからです。
 
しかも、機械より、手で、三角に切ったほうが、
よりリアルに見えるそうです。
 
 
これを舞台袖で、
吊った籠を、人が前後に、ふります。
 
今も昔もやり方は変わらないそうです!
 
リハーサルの様子
 
舞台演出の繊細さを、
間近で見ることが出来ました!
 
【たけ平今日の一曲】
~北島三郎「風雪ながれ旅」~
 
紙吹雪を見て、
北島三郎さんを思い出す方、
多いのではないでしょうか?
 
NHK紅白歌合戦で、
大量の紙吹雪が舞う中、
北島さんが歌うのが、この曲です。
 
口や鼻に紙吹雪が入り、
歌唱するのが難しいそうです。
 
この歌は、津軽三味線の名手、
高橋竹山さんの芸道一代を描いた作品。
 
作詞は、星野哲郎さんです。
 
当時、星野さんは入院していました。
 
そろそろ、作詞家を、やめようと思った矢先、
竹山さんの一代記の演歌の作詞依頼が来ます。
 
星野さんは、竹山さんの生涯を知れば知るほど、
歌詞が流れるように生まれたそうです。
 
そして、星野さんは、この歌をキッカケに、
これからも作詞家を続けようと思ったそうです。
 
昭和55年の作品です。