昨日は、吉原散歩と廓噺の会の
第4弾が開催されました
会場は、吉原最後の引手茶屋「金村」さん。
今回は、初参加の方を対象の散歩コース!
「見返り柳」~「吉原神社」まで散策しました。
解説は、吉原商店会会長の不破利郎さんと、
桜鍋中江のご主人・中江白志さんです。
主催は、オフィスマツバの飯田さん。
皆さんと、写真撮影!
~山田真二「哀愁の街に霧が降る」~
今回の廓噺は、「居残り左平次」を口演しました。
品川の廓を舞台にした、
廓噺の中でも最高傑作と言われているものです。
落語とは、「人間の裏街道を描くもの」
と言われています。
人間は、内に秘めている本能があります。
しかし、理性が、邪魔をして、
本当にしたいことが出来ません。
本当にしたいことを「裏街道」に例えています。
それを表現するのが、落語と言われています。
まさに、この噺は、
賑やかな噺なのにも関わらず、
どこか哀愁があり、
落語らしい1席となっています。
今日の一曲は、昭和31年のヒット曲です。
作曲は、吉田正さん。
都会の賑やかな風景の中にある「哀愁」を描いています。
吉田さんといえば、「都会派歌謡」の立役者。
「誰よりも君を愛す」、「東京の人」、
そして今日の一曲、で、
吉田正さんの「都会派歌謡」は
確立されたと言われています。