昨日は、雨だったので、読書三昧!
 
古川緑波さんの本を読みました。
 
「ロッパ食談」(河出文庫)
「苦笑風呂」(河出文庫)
下矢印

 
古川緑波さんといえば、
日本を代表する喜劇王です。
 
戦前、榎本健一さんと、人気を二分、 
大衆は、「エノケン・ロッパ」と呼びました。
 
そんな喜劇王のロッパさんは、
名エッセイストとしても有名!
 
とにかく文章が面白くて、
視点がちょっと違うので、楽しいです。
 
ロッパさんが拘った「食」のこと、
それから当時の「世相」、「映画史」、
自分の「仕事」のこと・・・
 
ロッパ節、全開の随筆です。
 
良い休日になりました!
 
【たけ平今日の一曲】
~古川緑波「明るい日曜日」~
 
多角的才能を保持していたロッパさん。
 
歌も沢山、出しています。
 
今日の一曲は、
コミックソング的なものです。
 
昭和11年の作品。
 
歌詞には、「レビュー」、「ジャズ」、
「リキュール」、「競馬」等々…
 
当時の都市部で流行っていたものが
よく分かる言葉が出てきます。
 
作詞は佐伯孝夫さん。
 
元々は、ロッパさん自身が作詞をして
「ロッパ狂燥曲」というタイトルで
決まる予定でした。
 
しかし、佐伯孝夫さんの歌詞になり、
タイトルも「明るい日曜日」に変わりました。
 
ロッパさんは、とても悔しがっていたそうです。
 
明日は、「明るい日曜日」になればいいですね。