浅草演芸ホール7月上席、
沢山のご来場本当にありがとうございました。
この、ご時世、天候にも関わらず、
何日もご来場いただいた方もいて、
本当に感謝申し上げます。
この芝居は、様々なジャンルの噺を
聴いていただきました。
私がトリで口演した噺は
以下になります。
初日・中村仲蔵
2日目・お若伊之助
3日目・明烏
4日目・牡丹燈籠
中日・妾馬
6日目・景清
7日目・宗珉の滝
8日目・竹の水仙
9日目・茶の湯
千穐楽・幾代餅
またどうぞ寄席のほうに
足をお運びくださいませ。
ありがとうございました
【たけ平今日の一曲】
~春日八郎「別れの一本杉」~
あっという間の10日間でした。
そして、私自身も勉強になりました。
毎日、トリを取らせていただいていると、
千穐楽、ちょっぴり寂しくなります(笑)
普段、寄席に出演している時とは、
やっぱり気持ちが違います。
責任であるとか、緊張であるとか、
色々と気持ちのところで重みを感じます。
この10日間で出来なかった噺も沢山ありました。
今度、トリを取る機会があったら、
また出来なかった噺も
かけられたらと思います。
改めて、お客様へ心より感謝申し上げます。
今日の一曲は「別れの一本杉」です。
昭和30年のヒット曲。
作詞・高野公男
作曲・船村徹
高野さんと船村さんは、キングレコードに毎日、
自分たちが作った歌を
売り込みに行っていました。
そこで春日八郎さんと出会います。
春日さんは、
「赤いランプの終列車」「お富さん」の
後が続かず悩んでいました。
二人が作った「別れの一本杉」を聴いて、
「これはいける!」と思ったそうです。
春日さんのほうから、
「是非、歌わせてほしい」と懇願され
ヒットに繋がりました。
高野さんと船村さんの出世作になりました。
別れの歌が、3人の出会いとなった名曲です。