6月30日まで、
池袋演芸場の昼の部に
出演しています
現在、寄席は5カ所。
上野鈴本演芸場、新宿末廣亭、
浅草演芸ホール、池袋演芸場、
国立演芸場です。
それぞれ、各寄席、特色があります。
今日は、池袋演芸場をご紹介
①池袋駅北口からすぐ。
②地下にある演芸場としては、唯一。
③出演者の持ち時間が
他の寄席より長いため、たっぷり聴ける。
④寄席の中で、1番小さいキャパシティのため、
演者を間近で楽しめる。
等々…
各寄席、様々な特色があるので面白いです。
さて、私、林家たけ平は、
7月上席(7/1-7/10)
浅草演芸ホールの夜の部のトリをつとめます。
沢山のご来場、お待ちしています
【たけ平今日の一曲】
~都はるみ・岡千秋「浪花恋しぐれ」~
初代・桂春団治師匠の
波瀾万丈の人生を
そのまま歌にして大ヒット!
昭和58年の作品。
落語家が主人公の演歌で、
最も有名な歌です。
初代の春団治師匠といえば、
伝説を沢山残しました。
派手な長襦袢のまま一席口演。
金銭に対する無軌道。
酒と女性への無節操。
食べられるレコードを作って失敗し、
多大な借金を負う。
春団治師匠の逸話は、
まだまだ尽きません。
この歌のはじまりは・・・
「♪芸のためなら女房も泣かすそれがどうした文句があるか」
この詞を受け取ったディレクターは、
この2行を読んで、
絶対ヒットすると確信したそうです。
このフレーズは、当時、家庭で、
ないがしろにされていたお父さんに
圧倒的支持を受けます。
この歌の台詞部分も人気を博しました。
例えば・・・
「そりゃワシは阿呆や 酒もあおるし女も泣かす それもこれもみんな芸のためや」
「あんた遊びなはれ 酒も飲みなはれ あんたが日本一の噺家になるためやったら うちはどんな苦労にも耐えてみせます」
この歌の大ヒットで、一時、
落語家のイメージが悪くなったそうです(笑)
しかし、世のお父様方は、
この歌をカラオケで歌い、
日頃の鬱憤を晴らせると、大流行!
紅白歌合戦でも歌われました。