先日、JASS様主催のZOOM講演会に、
講師として伺いました
演題は、
「落語家が語る昭和の歌謡史」
一時間の講演会でしたので、
大急ぎで昭和歌謡を振り返りました。
「東京ラプソディ」(昭和11年)から
「瀬戸の花嫁」(昭和47年)まで!
曲が生まれたときのエピソードや、
時代背景を知りながら、
その曲を画面越しに皆で歌うという講座です
受講者の皆さんが、懐かしく、
そして楽しく歌ってくださっているのが、
印象的でした。
次回、第2弾が8月に開催されます
私も、今から楽しみです
沢山の受講、ありがとうございました!
【たけ平今日の一曲】
~岡晴夫「東京の花売娘」~
昭和歌謡史を語る上で、
岡晴夫さん(通称・オカッパル)の存在は
避けて通れません。
当然、講座でも、
岡さんの話を申し上げました。
戦後すぐの大スターです。
当時の人気雑誌『平凡』で、
岡晴夫さんの特集をやったところ、
返本は、表紙が破れている等の
理由による3冊のみだったそうです!
オカッパルの人気の凄さを
裏付けるエピソードだと思います。
この歌は、昭和21年の作品。
岡晴夫さん、戦後最初のヒットです。
当時、花売娘はいませんでした。
しかし、この曲のヒットで、
銀座の街角に
花売娘が多数、登場しました。
まさに、「世は歌につれ」です。
当時、ラーメン1杯が30円の頃、
花束は100円。
それでも相当、売れたそうです。
歌謡曲誕生の背景には、
面白い話が沢山あります。