上野にあるお蕎麦屋さん

「蓮玉庵」に行きましたニコニコ

 
寄席芸人がお昼を食べに訪れる名店です。
 
私も、修業時代、
先輩によく連れてきてもらいました。
 
創業は、安政6年。
江戸時代の後期からある老舗です!!
 
元々は、池之端付近にありましたが、
昭和29年に、現在の仲町通りに移ります。
 
森鴎外、樋口一葉、久保田万太郎、等々…
文人も好んだお蕎麦屋さんです!
 
 
とても美味しかったですルンルン
ごちそうさまでした~キラキラ
 
【たけ平今日の一曲】
~三原純子「南から南から」~
落語家は、お蕎麦が大好きです。
古典落語にも、「時そば」や「そば清」など、
名作が沢山あります。
先代の柳家小さん師匠は、
特にお蕎麦が好きでした。
落語の中で食べる、
蕎麦の食べ方も名人の師匠でした。
 
小さん師匠がお蕎麦屋さんに入って
蕎麦を食べだすと、
周りのお客さんが、箸を止めて、
じっと、小さん師匠の食べている姿を
見ていたそうです。
 
落語で蕎麦の食べ方が上手い名人が
実際の蕎麦をどのように食べるのか、
皆が注目していました。
 
「皆に見られていて、食べにくくて仕方ない」と、
小さん師匠は、楽屋でこぼしていたそうです(笑)
 
小さん師匠のお得意の噺に、
「天災」があります。
 
この噺の中で、小さん師匠は、
「南から南から飛んできたきた渡り鳥…」
という台詞をおっしゃいます。
 
これは、昭和17年に大ヒットした
「南から南から」の歌詞の一部です。
 
小さん師匠も、懐かしい流行歌が大好きだっそうです。