新宿区・荒木町でお仕事でした。
お酒を飲みに、立ち寄りたくなる町・荒木町。
粋な飲み屋さんや、小さな和食店などが沢山あります。
車力とは、当時の荷車のこと。
物をのせる、大八車のような意味合いです。
ちなみに人が乗る車だと、人力車と言いますが、
人力車の登場は明治以降になります。
当時、この車力で、どこに物資を運んでいたのでしょうか?
この先に、松平摂津守の上屋敷と
その屋敷の裏門に通じる道があったそうです。
その裏門まで、車力で物資を運びます。
そのため、「車力門通り」という名前になったそうです。
通りには、「金丸稲荷神社」があります。
この神社は元々、屋敷内にあったそうです。
松平摂津守の守護神です。
歴史を感じる荒木町さんぽ、
楽しかったです
【たけ平今日の一曲】
~渥美二郎「夢追い酒」~
荒木町のような飲み屋街で、
16才の時からギターの流しをやっていたのが、渥美二郎さんです。
場所は、足立区千住。
流しとは、色々な飲み屋をギターを持って立ち寄り、
飲んでるお客さんに「一曲どうです?なんでも好きな歌、弾きますよ、200円です」と流して歩く商売。
流しとして、人気のあった渥美二郎さん。
当時、大卒初任給が2万円くらいだった頃、
月15万円、稼いでいたそうです!!
しかし、デビューしても、歌手としては不発の日々でした。
最後、この「夢追い酒」に全てを賭けて
この歌がヒットしなかったら歌手をやめる、
という気持ちで歌ったそうです。
昭和53年に大ヒットし、
280万枚売れたそうです。
渥美二郎さんは、足立区梅島第1小学校卒。
私は、足立区梅島第2小学校卒。
今でもお会いすると、色々お声を掛けてくださる、優しい方です。
渥美二郎さんは、足立区の星です