昨日の続きです
墨亭の席亭・瀧口雅仁さんに見せていただいたレコード。
落語家も、歌のレコードを出しています
まずは、八代目橘家圓蔵師匠の「よいしょ音頭」。
まだ圓蔵師匠が、
月の家圓鏡だった頃に出したレコードです。
「圓鏡」という名前は、
私の親世代以上の方なら
誰もが知っている名前だと思います。
テレビ、ラジオ、映画など、
タレントとして大人気だった師匠です!
私も圓蔵師匠にたくさんのことを教わりました。
「売れたいなら、仕事場に行くときは、綺麗な格好で行け」。
圓蔵師匠のお言葉の中でも
一番印象的だったものです。
そして、こちら
その昔、落語協会には、
前座さんで結成されたアイドルグループがいました。
グループ名は、「少女ふれんど」。
どなたが、誰か、分かりますか??
林家種平師匠、林家らぶ平師匠、立川談四楼師匠、柳家権太楼師匠です!!
師匠方、若い!!(笑)
貴重なレコードの数々
とても面白かったです!
瀧口さん、ありがとうございました~
【たけ平今日の一曲】
~増位山太志郎「そんな夕子にほれました」~
落語家が歌のレコードを出しているように、
力士もレコードを出しています。
その中で有名なのは、
元大関・増位山さんの「そんな夕子にほれました」です。
この歌は、様々な話題となりました。
まず、現役の力士が、レコードを出して、大ヒットしたこと。
昭和49年に発売され、120万枚のヒット!
そして、案外知られていないのですが、
この曲の作詞が、根岸のおかみさんこと、海老名香葉子氏であることです!!
根岸のおかみさんは、
よく鼻唄で適当に歌詞とメロディーを作って歌うことがあります。
この曲の歌詞も、夕飯を作りながら浮かんだ歌詞だそうです。
根岸のおかみさん、噺家を育てるだけでなく、ヒット曲まで出していたのです