8月11日は、

三遊亭圓朝師匠の命日でした。

 
今年で没後、150年です。
 
圓朝師匠といえば、
数多くの落語を作り、
後世に残してくださいました。
 
「芝浜」「鰍沢」「死神」「文七元結」などの名作。
そして、今が旬の、「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」等の怪談噺。
 
圓朝作品は今も受け継がれています。
 
私も圓朝作品が大好きで、
口演しています。
 
落語だけではなく、
映画、歌舞伎、芝居、ドラマ等
圓朝作品は、幅広く知られています。
 
圓朝師匠のお墓は、
谷中の全生庵にあります。
 
私も昨日、お参りに行ってきました。
 
 
猛暑でしたが、
澄んだ青空が綺麗でした。
 
本堂では、8月限定で、
圓朝師匠が所蔵していた
幽霊画のコレクションを公開!
幽霊画展が開かれています。
 
8月31日まで、毎日開館しています。
(午前10時~午後5時まで/入場料500円)
 
涼しくなりたい方は必見です!
 
 
私も圓朝作品を演じるので、
御礼の気持ちで、手を合わせてきました。
 
8月11日は、落語家にとって
偉大なる大先輩を偲ぶ日となっています。
 
ちなみに、8月11日は、
NHK朝ドラ「エール」のモデル
作曲家・古関裕而さんの誕生日でもあります。
 
【たけ平今日の一曲】
~藤山一郎「三日月娘」~
作曲家・古関裕而先生の
戦後最初のヒット曲が「三日月娘」です。
藤山一郎さんが歌い、
昭和22年にヒットしました。
この歌は、ラジオ歌謡から生まれました。
ラジオ歌謡というのは今でいうところの
NHK「みんなの歌」のことです。
 
戦後、歌手の生存が最後まで分からなかったのが、藤山一郎さんでした。
もう、藤山一郎さんはお亡くなりになったのではないか、という噂が全国に広がっていました。
しかし、ある時、ひょっこりと日焼けして、
日本に戻ってきたので、みんな驚いたそうです。
当時、テレビも無かったので、
ずいぶん長く、藤山一郎さんがお亡くなりになった…という噂が消えませんでしたが、
ラジオから藤山一郎さんのヒット曲がたくさん流れていたので、
次第にその噂は消えていったそうです。