各会場の楽屋には
必ずネタ帳があります。
誰がどんな落語の演目を
この会場でやったのか、
という記録を記す帳面のことです。
御世話になった会場の終演後、
口演したネタを記して帰ります。
次にこの会場に来る演者が
この帳面を見て、
同じ演目を避けたり、
演目の内容を見て、
ご来場のお客様が
どのようなネタがお好みなのかを想像したりします。
帳面を見ながら演目を決めることは
落語家にとって、
とても大切です。
「”抜け雀”を口演しようかな」
と思ったら、
前回自分がやってました…!!
危うく同じ演目をやるところでした![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
間一髪!
ネタ帳に救われた~!
【たけ平今日の一曲】
~淡谷のり子「別れのブルース」~
淡谷のり子さんの代表曲で
昭和12年のヒット曲!
淡谷さんは
どの会場で何を歌ったか、
とても気にする方だったそうです。
そして「ブルースの女王」と言われるくらい
ブルースのヒット曲をお持ちです。
歌謡ショーの会場の入口に
「ブルースの女王来たる!」
という看板が必ず立てられました。
ある地方に行ったら
看板が間違っていて、
「ズロースの女王来たる!」
と書いてあったそうです(笑)