妊娠中毒症とは
妊娠中毒症は、私が娘を25週で産むことになったしまった原因です。
現在は妊娠高血圧症候群となっています。
2005年に名称が変わりました。
はじめに妊娠中毒症について書きます。
妊娠中毒症は妊娠後期(妊娠20週以降)に起こりやすい原因不明の病気です。
主な症状としては、
浮腫(むくみ)
高血圧(最高血圧140mm/Hg以上、最低血圧90mm/Hg以上)
尿蛋白
私は保健師だったこともあり、
妊娠時生活にはとても注意していました。
・塩分、栄養バランスなど食事に気をつける。
・体重増加に気をつける。
・からだを冷やさないようにする。
・疲れすぎない。
そして私は、
「妊娠中毒症にはなりたくない。」
という強い気持ちがありました。
それは母親が妊娠中毒症になった時のことを、
はっきりと覚えていたからです。
母は私が10歳の時、弟を体重1600gで出産しました。
妊娠32週でした。
母親は妊娠28週で高血圧、むくみで緊急入院しました。
そして出産時、子癇という状況になりました。
子癇とは異常な高血圧とともに、
痙攣、意識障害、視野障害を起こした状態です。
母は高血圧の状況で普通分娩し、
視野が真っ暗になり、
意識を失い、
医師に顔を何度も何度も叩かれて意識を戻しました。
いのちも危なかったそうです。
そして祖母も同じ妊娠中毒症でした。
私の場合は妊娠23週で発症しており、
遺伝による重症の妊娠中毒症だったのです。
つづく