アルジェリアの外国人拘束事件は、多くの人命が失われるという最悪の結果となってしまいました。
犠牲となった方々の無念さ、ご家族の皆様の悲しみを思うと、このうえなく心が痛み、言葉になりません。
亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り致します。
同時に、現時点で安否が確認されていない皆様の無事を強くお祈り致します。
何の罪も関係もない人々の命を盾にとり、あまつさえその命を奪うという卑劣な行為には、ただ憎悪の感情を覚えるのみです。
私ごとになりますが、
私に近い関係者には、あの9.11の影響をいまなお心に残している人がいます。
命は助かったものの、現場の至近にいたために、到底言葉にできようもない当時の状況を目の当たりにし、心に深い傷を負って生きています。
そういった点で、テロ撲滅に対しては個人的に強い思い入れがあります。
私的な感情はもちろん、
国民の生命を守ることが第一の使命である立場の者として、
テロリズムやそれに類した愚行の極みは、断じて許すことはできません。
最も非難されるべき卑劣な行為に対し、断固として戦い続ける決意です。
こんな悲劇が二度とあってはなりません。絶対に。
重ねて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。