『よかたい先生』は、水俣から世界を見続けた医師、原田正純先生のことが書かれた本です。
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“水俣病”は、小学校の4大公害病の1つとして社会で習いました。

恥ずかしいことに同じ九州で学び育ちながら、過去のこととしてしか認識がなかった私。
更には、震災後の日本で同じ事が繰り返されているにも関わらず、水俣病の教訓は生かされていない日本・・・。


本の中で出てくる、原田先生の言葉はとても心に響きます。
その中でもこの2つが私の心に残っています。
「お母さんの子宮は環境そのものなんだ。」
「自然をよごすことは、人間と未来の命をよごすことになる」

人生の全てをかけ、水俣病患者の心に寄り添って生きてこられた原田先生は
「やりたかったことが、全部はできんね・・・」ともおっしゃっています。
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「今の私に、母親の私には何ができ、何をすべきなのだろうか。」
考える時間を頂きました。
簡単な事ではなく、私1人が何かしたぐらいでは解決出来ることではないのかもしれません。
でも、その小さな気持ちが集まり、大きくならないと結局は今と何も変わらない。
悲しい結末しか迎えられないのだとも思います。


今回は『よかたい先生』原画展へ、著者:三枝三七子さんのトークショーへ伺いました。
完成するまでの原田先生とのやりとりや三枝さんが感じたことのお話しに胸がキューンとなったり、
水俣病のことを絵本にされた『みなまたの木』の読み聞かせに鳥肌が立ったり。
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会場で取り組まれていた、キャップアートへも参加させて頂きました。
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完成イメージはこんな感じ♪
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著者の、三枝三七子さんとはプライベートでも親しくさせて頂いています。
とっても心が温かくて楽しい女性です♪
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今回は、普段のやりとりでは見ることのできない心の引き出しを見せてもらった感じで、更に大好きになりました。

「三七子さんはノンフィクションだね。」

太陽がふと言ったこの1言が、まさにピッタリ!な貴重な1日でした。



『よかたい先生』ここだと送料無料で購入できます♪
(amazonだと立読みできちゃいます♪)
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原画展については、こちらから
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http://itbs-ecopo.jp/event/special/2014/000426.html




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