先週、体外受精で凍結胚移植された方がお二人着床されました。
お二人とも35歳以上、お一人は保険、お一人は自費治療でのチャレンジでした。
自費で治療を進められた方は、ご自身が40代、そしてご主人は更に年上ということで、体外受精にステップアップした段階で自費による治療を選択されました。
そして2回連続の採卵で十分に「在庫」を確保した後、初回の胚移植に臨まれました。
このように、ご夫婦の年齢などを考慮した上で、病院選びから治療法の選択まで、的確な判断をされたことが早期の妊娠につながったものと考えています。
保険治療は、年齢が比較的若めで、初めて体外受精される方には経済的なご負担を考えてもメリットは大きいと思います。
一方で、使えるお薬が制限されたり、画一的な治療にならざるを得ない側面があり、難症の方が結果を出すにはなかなか厳しいかもしれません。
保険治療が導入される前は、それぞれの病院が創意工夫をして高度生殖医療にあたっていました。
ですので、保険治療では自分達が考える最高の治療が提供できないということで、自費のみで治療を継続されている病院も少なからずあります。
治療を受ける側としても、ご夫婦の現状を把握した上で、保険治療と自費治療をうまく使い分けることが重要になります。
そしてその作戦は人それぞれ、ご夫婦ごとに違ってくるのは当然のことです。
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遊んでと誘いにくる猫。
お願いではありません、完全に命令の顔です。
はやし鍼灸整骨院(大阪府枚方市くずは)