ゼミナール２１ソクラ【塾長ブログ】
■□■ 「学び」は人生のたからもの ■□■
～ VOL.280 ～
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［今回のタイトル］
2022夏ブログ『第２回 両立について』
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前回の塾長ブログは
お時間があればぜひお読みください。
おもにお子さま（小・中・高向け）そして保護者様向けとなります。
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『第２回 両立について』
部活をしている中高生は
「学校の授業」×「部活」（×「塾の授業」）を
やらなければなりません。
もちろん、
小学生も習い事との「両立」が大切になります。
それでは、
「学校の授業」と「部活・習い事」との「両立」は
どのようにすればよいのでしょうか？
これまた、難しい問題です…。
今回も最初に私なりの考え（結論）をお話します。
［考え①］はじめから「両立」はできません。
［考え②］基本的には、
学校に通っている場合は「勉強」が優先されます。
例えば、
「学校の授業（宿題含む）」と「部活・習い事」を
考えてみましょう。
１日２４時間のうち、
学校の授業が８時～１６時まで（約８時間・休憩含む）、
部活・習い事が約２時間活動だとしましょう。
大人で例えれば、
仕事時間が８時間（休憩含む）、
家事・自宅での役割業務が２時間と
置き換えてみましょう。
大人の人たちは、
仕事も家での役割もしっかりできていますか？
しっかり、かんぺきに…
はできていないかもしれませんね。
でも、
大人の人たちは「要領」がよいかもしれません。
「今日は○○○を優先しよう」
「今日は疲れたから△△△はちょっと手を抜こうかな。」
これ、ありますよね。
「両立」という言葉は、
「均等」と思いがちです。
「均等」は文字通り、力配分も等しくあれ、
という意味です。
子どもの立場で考えたときに、
学校も部活（習い事）も
フルパワーで臨むことなんてできません。
よって
「両立」（＝「均等」）ではなく、
「優先」を意識させるといいでしょう。
では具体的には、
どうすべきか？どう考えるべきか？
まずは、
①やるべきことを書き出します（計画を立てる）。
②その書き出したものをしっかりみて、
それをやる意味・目的を自覚しましょう。
③そして１日単位でどちらをおもに「優先」するか
を決めておきましょう。
④そして計画の修正ができるように
「予備時間」を必ず設けてください。
最初に立てる計画は１週間のみ。
それを実践した後、
次の週に修正・変更をしましょう。
この中で最も重要なのが②です。
ここは子どもによって
「自己解釈」（勝手な言い訳）が入りますから、
できれば親の方がその意味や目的を話してやって、
一緒に理解した雰囲気にもっていくといいでしょう。
私は塾を経営・授業を担当していますので、
この立場から申し上げますと、
小学生・中学生のうちは、
スポーツ・習い事よりも「勉強」のほうが大切です。
保護者の方には
「体づくりは大切だ！」とおっしゃるかもしれません。
でも、
小学生・中学生のうちに
基礎学力をしっかり身につけておかなければ
高校生、そして大人になって
苦労・後悔する可能性が高いです。
スポーツ・習い事をするなと言っているのではありません。
子どもは楽しいことを優先しますから、
スポーツ・習い事に傾倒しがち
（またはドップリはまりがち）になります。
そうなると、
勉強は「嫌なもの」になってしまいます。
この点は
保護者の方も改めて認識していただきたいと思います。
高校進学、そしてその先は、
子どもに合わせた「道」を選ばせればいいのですから。
さて、
今回の『第２回 両立について』はいかがだったでしょうか？
皆様からのご感想・ご意見もお待ちしています。
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