【挨拶を義務化してはいけない
〜本田秀夫先生】

挨拶ができないお子さんに悩んでいる方や、
挨拶は絶対に必要と思っている方に、
ぜひご覧いただきたい内容です😊

https://www.youtube.com/watch?v=CCvmwZGKjOQ
 



「挨拶をするのは当然だ」と思うのは
個人の自由なのですが、

本田先生もおっしゃる通り、
子どもたちに挨拶を強要するのは、
やめてほしいと思います。

場面緘黙の子だけでなく、
特性を持つ子やHSPの子にも、
挨拶は難しい場合があります。

(以下は以前投稿した内容に少し加筆しています。)

うちの年長息子は家族にも
挨拶や返事ができません。

息子が「◯◯くーん」→「はい」と返事ができたのは1歳の頃のたった1ヶ月。

その後は「◯◯くーん」→「いませーん」

更にその数ヶ月後からは名前を呼ばれても完全無視が続いています😅
(今も呼名に返事はできません)

「おはようございます」
「いただきます」
「さようなら」
「おやすみなさい」

今も全て言えません。
これは場面かんもくを発症する前から、
一貫して挨拶はできません😅

家族にも言えないので、
当然幼稚園でも言えませんでした。
園バスを降りたあとの挨拶が嫌で、
毎回逃げ回っていました。

私は発達凸凹の子育て講座受講前は
「挨拶はさせなければならない」
と考えて、
毎日羽交い締めで捕獲して、
頭を無理矢理下げていました😢

今でも療育で「さようなら」の挨拶が嫌で、
走って逃げて行きます。

お父さんに「おやすみなさい」と言われたら、
睨み付けてパンチでした。

おやすみパンチに関しては
これは私たち親の
「挨拶は返すのが当然だ」という雰囲気に反発していると、
水野先生(doTERRAのリーダーさん)からやんわりと指摘されました。

「挨拶は何のためにするのか、
いただきますは何のために言うのか
を考えると、
人から強制からされるものではなく、
本人の中から自然に湧き出てくるものです。」

という趣旨のコメントをくださいました。

挨拶は当たり前だという
親の考え方を改めて、
本人への強制を一切やめたところ、
最近時々
「ありがとう」
と言ってくれるようになってきました。

時間はかかるかもしれませんが、
周囲が本人を温かく見守ることが
解決につながるのかなと思っています。

一方で場面かんもくの次女は
ジェスチャーで「バイバイ」ならできるようになってきました。

よく見ないと分からないくらいですが、
それでも彼女にとっては立派な挨拶です😊


こんなことを書いている私も
昔は挨拶ができない同僚を見て
「挨拶もできないなんて社会人失格だ」
と思っていました😅

でも今、自分の子どもを見ていると、
挨拶できない人にはそれぞれ事情があるのかなと思うようになりました。

「挨拶できなくても、仕事をしているだけで、その人はもう十分頑張っているのかもしれないよ」と過去の私に教えてあげたいと思います。


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