6月の最終日曜日。


7月になってからは、

基本的に息子の外出は禁止にすること、

そして、

16日の手術後しばらくは、

安静にしなければならないということもあり、

どこかに出掛けよう!

と考えていました。


そして妻から、

空港に行かない!?

と提案されました。


いいかも!

と思い、

空港に行ってきました。


もちろん、

飛行機に乗るわけではありません。


ちょうどその週末に、

空港の特設会場で、

御当地フェアなるものが開催されるらしく、

義母のお目当てのものも、

期間限定で購入できるようなのでした。


自宅から空港までは、

車でのんびり走って約40分。


まあまあの距離です。


それでも今の息子は、

呼吸器いらずで大丈夫でした。


空港について、

義母のお目当てのものはあったようですが、

何か違ったらしく、

結局買わなかったようでした。


妻と義母がフェア商品を見ている間、

僕は息子を見ていました。


初めての空港に、

息子は上を見上げながら、

周りの人たちを全く気にせず、

我が物顔でスタスタ歩き回っていました。


買い物が終わったようなので、

僕の中での今日いちばんの目的だった、

展望デッキへと向かいました。


すでに多くの人がいて、

飛行機の発着を眺めていました。


地方空港なので、

羽田空港のように、

途切れなく発着があるわけではなく、

待機時間のほうが長いのですが、

天気が良かったこともあり、

皆、

思い思いに過ごしながら、

のんびり待っているという感じでした。


息子はといえば、

相変わらず我が道を行く状態で、

デッキをうろうろ歩いたり。


他の子とぶつかりそうになっても、

お構いなし。


妻がずっとついていて、

相変わらず目が離せません。


そして肝心の飛行機ですが、

なかなか離陸しません。。


フライト時刻を調べると、

次に飛ぶのは30分後。。


そのままデッキで時間を潰しました。


そしていよいよフライトが始まりました。


ほら、

飛行機飛ぶよ!

と、

何度も息子に声を掛けますが、

なんと、

全く興味なさそうでした。。 


フライトの前に、

到着便が大きなエンジン音を立てて、

搭乗橋に近づいてきたときも、

泣きもしなければ注視するわけでもなく。。


いよいよテイクオフ!

という瞬間も、

離せ〜!

と言う感じで手足をジタバタ。。


結局、

僕だけが喜んでいただけなのでした。。



息子はふつーの男の子なら、

たいてい興味を示しそうなものには、

一切反応しません。


今回、

空港に連れて行って、

改めて感じました。


いずれ、

発達の検査などが行われる予定ですが、

おそらく何かしらあると思っています。


それはそれとして、

飛行機に興味はないにしても、

初めての空港を歩き回ったりして、

彼なりに楽しんでくれたことでしょう。


そして今は、

自宅で体調を整えながら、

手術日を静かに待っています。


今度は、

手術が無事に終わり、

パワーアップしてからまた来てみよう、

と思ったのでした。




(再々延期)食道再建手術まで

あと6