先週の土曜日、
約2年半ぶりに、
病気平癒の守護利益があるといわれている、
パワースポット(神社)へ行ってきました。
過去の記事はコチラをご参照ください。
前回は息子がまだ入院中だったので、
妻と二人でお詣りしました。
そして今回、
息子の食道再建手術が決まってから、
病難退散ご祈祷の予約をしていました。
恐らく、
最初で最後の大きな大きな手術。
頑張る息子のために何かできないか、
と思った時、
真っ先にもう一度この神社に行こう!
と決めていました。
しかも今回は、
当事者である息子を連れて、
親子3人で行けるので、
数日前から気合が入っていました。
当日は快晴。
まさにお詣り日和です。
久しぶりの長時間ドライブとなります。
ここ最近、
息子を連れて外出するときは、
エレノア君のみお供させています。
だいぶ身軽になったものです。
運転中、
信号待ちのときに、
振り返って息子の名前を呼ぶと、
顔をクシャッとしながら、
両足を一度、
バタン!
とさせます。
そのたびにいつも、
早く走れ!
と言われているような気がしています。
走行中はとてもおとなしく、
窓の外を眺めていました。
約1時間半後、
目的の神社に30分ほど早めに到着。
穏やかな気候だったので、
神社付近をウロウロしました。
ずっと車に乗っていたので、
動きたくて仕方がないようでした。
行くだけ行ってみようとなり、
社務所へ行きブザーを押しました。
すると、
ほどなくして神主さんがいらっしゃいました。
祈祷の予約をしていた〜と伝えると、
本殿の方へ、
と案内されました。
正面から中に入ります。
そして、
受付用紙に、
住所と電話番号、
そして息子の名前を書き、
神主さんへ渡しました。
少しお待ち下さい、
と言われ神主さんは準備のため、
一旦その場を離れました。
広い本殿に僕ら3人だけ。
とても静かです。
本殿は全面タタミでしたが、
息子はタタミがあまり好きではないので、
足の感触がしっくりしないのか、
最初はモジモジしていました。
しかし、
全面タタミを認識してからはさすがに諦め、
割り切って歩き回っていました。
またまだ危なっかしく、
気持ちに体がついていかないので、
こっちがヒヤヒヤします。
再び神主さんがいらっしゃいました。
いよいよご祈祷開始です。
正面のイスに、
僕が息子を抱っこして座ります。
まず初めに、
神主さんが大きな和太鼓を、
ドン!
と鳴らしました。
その瞬間、
さすがの息子もビクッ!
としていました。
それから約15分間、
ご祈祷に入りました。
息子は時折体をうねうねさせたり、
ジタバタしたりして、
何とか僕から離れようとしますが、
しっかり抱きかかえていました。
途中、
何度か頭を下げる場面があるので、
そのたびに息子の頭を軽く押さえて、
一緒に頭を下げました。
ご祈祷中、
幸い痰は絡まなかったので安心しました。
最後に、
僕は3人で前方に出て、
二礼二拍手一礼しました。
今回の主役は息子なので、
息子の両手を取り、
何とかパチンパチン!
と拍手させたのでした。
ご祈祷がひととおり終わり、
神主さんから、
ご神符とお守り、
そして絵馬を受け取りました。
絵馬については、
自宅に帰ってから、
どんな文字でもいいので、
息子さんに書かせてください、
と言われました。
書いたあとは、
その絵馬を郵送することになっていて、
手術日まで毎日、
お祓いしていただくようでした。
帰り際に神主さんから、
どこも悪いようには見えないんだけどね、
と言われました。
鼻にチューブが入っているだけなので、
そう見えても仕方ないかな、
と思いました。
人工鼻については触れられなかったので、
こちらも敢えてお話はしませんでした。
こうしてご祈祷は無事に執り行われました。
予定よりも早く終わり、
トイレにも行きたかったので、
近くにある物産館に寄りました。
駐車場と道路の間に小さな花壇があったので、
お花だよ〜、
と息子に言うと、
両手を合わせてお花ポーズ。
かわいいね~。
顔が笑っていなかったので、
仕方なくやらされた感はありますが。。
暗くなる前には自宅に着きました。
帰ってからさっそく、
息子の手を取りマジックペンを持たせ、
願い(落書き)を書いてもらいました。
その後、
僕らもそれぞれ願いを書き、
翌日にポスト投函しました。
お守りは常に息子のそばに、
ということなので、
もちろん手術室にもお供します。
食道再建手術まで
あと6日