はなまる　食べる万能薬ショウガ完全マニュアル！　成分20倍に　認知症予防＜蒸しショウガ編＞

ショウガは「体が温まる」「風邪予防」と人気で、10年前より出荷量も倍になっています。

空前のブームが続いているショウガは、様々な健康効果があることで知られています。

実は最近、新たな効果が！それは「認知症の予防や進行を抑制する」

食品医学研究所　平柳要医学博士談

「ショウガに含まれるショウガオールには抗酸化作用がありまして、脳の慢性的な炎症を防ぐということで、認知症の症状が起こりにくくなる」

去年の論文でも「ショウガオールが中年女性の認知機能を改善」

「ショウガオールが神経の炎症を抑え、アルツハイマー病などの神経変性疾患を予防する」ものなどあります。

そもそもショウガには、
成分「ジンゲロール」→手足など末端を温める

成分「ショウガオール」→代謝を良くし、体を芯から温める
がありますが、改善効果が見られたのはショウガオールの成分です。

このショウガオールを20倍に増やす調理法が判明！

それは「蒸しショウガ」

食べる万能薬ショウガ完全マニュアル！

＜ショウガの健康効果＞

☆体を温める・免疫力UP・殺菌作用・ダイエット効果・アレルギー対策・認知症予防

☆ショウガを使った製品はたくさん発売されているんですが、家庭で使う生のショウガを使った方法をご紹介していきます。

☆漢方に詳しい石原新菜先生は蒸しショウガで体の不調がなくなった（人生が変わった）そうです。

「便秘・生理痛・生理不順・多汗症・ニキビもなくなりました。」

蒸しショウガの実物は、乾燥してパリパリ

石原先生「生のショウガをスライスして、蒸して、乾燥させたものなんですね」

平柳先生「そうなんですね、生のショウガを加熱すると、ジンゲロールの一部がショウガオールに代わる。ショウガオールが20倍以上に増えますね」

平柳先生「一度に大量に食べるより、毎日少しづつ食べるのが大事」

石原先生も3か月間毎日、蒸しショウガを食べて、健康の悩みがなくなったそうです

＜蒸しショウガの作り方＞

ショウガは皮付きのまま使う。

きれいに洗う。

1～2ミリにスライス（最後乾燥させるので薄く切るとよい）

ショウガ1個約１００ｇ

オーブンや蒸し器で蒸してもいいんですが、そういう道具がない方は簡単にできる方法

フライパンに2～3センチ水を入れ、耐熱皿・角を折ったクッキングペーパーを敷きます

その上にショウガを載せて中火で30分、熱すればOKです。

焼いたり、煮たりではなく蒸す理由は？

実はこのショウガ100度を超えないことが重要

平柳先生「気をつけなきゃいけないことは、ショウガを加熱しすぎるとショウガオールがなくなる可能性があるんですね」

蒸している温度を測ると92度、これを30分続けるのも大切なんですね

ショウガの色が濃くなったら、キッチンペーパーに取りだし水分を取って、ざるに並べて、天日干しします。

この時期天気がいい場合は、1～2日カリッとなるまで乾燥させます。

オーブンがある場合はテンパンに並べて、100度で1時間→乾燥までできる。

食べると、かなり辛いですが、それがショウガオールが多い証拠だそうです。

ミキサーにかけて、粉末にし、料理や飲み物にかけると、より幅が広がります。

乾燥しないで冷ますと、成分が元に戻ってしまうので、必ず乾燥させてほしいということです。

また、1日の量はティースプーン1杯程度でいいそうです。

はやりまとめ日記