人間の生き方 | 作家 福元早夫のブログ

作家 福元早夫のブログ

人生とは自然と目前の現実の、絶え間ない自己観照であるから、
つねに精神を高揚させて、自分が理想とする生き方を具体化させることである

 岡本太郎(1911―1996)は、芸術家である。東京生れで、岡本一平とかの子の長男である。東京美術学校に入学するが、父母の渡欧に同行して、1930(昭和5)年からパリに住む。

 

 数々の芸術運動に参加しつつ、パリ大学で哲学・社会学・民族学を専攻、バタイユらと親交を深める。

 

 帰国して、兵役・復員後に、創作活動を再開する、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表した。

 1970年の大阪万博テーマ館もプロデュース。一方で、旺盛な文筆活動も続けた。

 

 岡本太郎(おかもと たろう・1911年1996年)は日本芸術家1930年昭和5年)から1940年(昭和15年)までフランスで過ごす。抽象美術運動やシュルレアリスム運動とも接触した。

 

 人間の生き方について彼は語っている。

「逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ」

 さらに彼はこういう。

「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」