「水産物」について
「魚介類」について
魚介類(ぎょかいるい)、魚貝類は、魚や貝などの、水産動物の総称である。水族(すいぞく)ともいわれる。
魚類、貝類、エビ、カニ、タコ、イカ、ウニ、ナマコなどである。人間の食用となる種は「シーフード」とも呼ばれる。
それに加えて、コンブやワカメなどの、海藻まで含める場合は、「魚介類」の範囲を越えている部分があるので、水産物となる。
「語義」について
漢字の「介」は、鎧をつけた人の形象であって、硬い甲羅を持つ貝、エビ、カニに使われるようになったが、「魚介」では、イカ、タコ、ウニといった海藻以外の水産物が含まれるようになっている。
「シーフード」について
シーフードは、水性の食物のことであって、淡水および海洋の動物を含み、哺乳類を含まない。
淡水性も塩水性も含むのは、英語の「sea」に、「大きな湖」という意味が含有される場合があるためである。
調理用語としては、ほぼ魚介類と同様の使われ方をする。
「サステイナブル・シーフード」について
乱獲や環境破壊によって、自然界での生息数を大きく減らしている魚介類も多い。養殖や、漁獲制限を設けるなどの、持続可能な(サステイナブル)漁業によって調達された魚介類を「サステイナブル・シーフード」と呼ぶ。