詩集 「生きるよろこび」 腕の役割 腕がなる 腕によりをかける 腕っぷしが強い というような表現で 用いられる腕は その人の能力をいい表し 日常生活における腕の 役割は大きい 人生は 片手に幸福の 黄金の冠を持ち 片手には苦痛の 鉄の冠を持っている 人生に 愛されたものは この二つの冠を 同時に渡されるのだ