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速水が思った事を書いていきます。twitterを始めたのでこちらはほぼ廃墟かも。

ちかごろは、運転免許を取るために、ほぼ毎日教習所に通って、結構忙しい。
さしあたり、今は明後日にある仮免許取得に向けて、勉強中。

しかし、運転するのって、楽しいね。
何が楽しいって、「右に曲がろう」と思えば、手が勝手にハンドルを切ってくれるし、「加速しよう」と思えば右足がアクセルを踏んでいるところ。
自分の意志一つで、1トン程度もある無機物を自由に動かせるところ。
(もちろん、「自由に」といったところで、自動車の基本的な性能以上のことは出来ないけど)
なんだか、自分の体が大きくなった気がする。

自転車を運転する事は、とうの昔に当たり前になってしまった。
既に、体の一部。だから、あまり快感が湧かない。
それに対して、自動車の場合は、ほんの数週間前まで、正確な動かし方さえほとんど知らなかった。
それが、今では(完璧ではないが)簡単に動かす事が出来る。
もう少し後、運転免許を取得して数年経てば、それこそ手足のように動かせるようになるだろう。
できない手続きが、できるようになる、快感。

これと同じような快感を、とてもよく感じたのが、算数や数学の授業だった。
すでに「道具」として身に付いている、基本公式と基本問題の解き方。
どんな応用問題がでてきても、その問題の「匂い」さえ嗅ぎ取れれば、後はそれに当てはめて解けばいい。
だんだん、「匂い」の嗅ぎ取り方も分かってくる。
そうすると、場合によっては問題を読んだだけで、「右手」が自動的に解答を作成してくれるようにすらなる。
これは、とても気持ちよかった。

自分が近い未来、どんな職業に就くことになったとしても、この快感ができるだけ得られるような所で働きたい。
そしてまあ、そのために具体的にどうしたらいいのかも、自分なりに理解してるつもり。
正直、今の生活は順風満帆とはとても言えないけど、こういう感情さえ絶やさなければ、いつか好転するだろう。