3月11日は、東日本大震災の日である。

13年前の当日のことを思い出すと、私は札幌で家電量販店のビルの5Fあたりにいた。

地震の時は、ちょっと歩くのに不自由さを感じただけで、特に災害であることは感じなかった。

この年は、私が定年となる年であった。

定年後は、再任用で仕事を続けることとなっていた。

震災が起こり、まず言われたことは、震災なので復旧のため東北に行ってもらうかもしれないということであった。

結果的には、私は東北に行くことはなかったが、友人はその1年後に用地買収、補償などの仕事で1人で行くことなった。

友人の話を聞くと、街の中は誰もいなく、仮住まいとしたところは、人気のなく、とても寂しいところであったとのことであった。

その町は、今はだいぶ復旧が進み住みやすくなっているようである。

災害はあってほしくないが、その準備も大変なことである。