クラシックの迷宮 https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/491_3158.html #radiru

 

 

 

 

 

こんばんは☆ニコ音譜

 

 

いつも

ご訪問頂きありがとうございます。

 

はじめましての方、

ご縁を頂きありがとうございます。

 

 

 

 

今夜のこの時間は

こちらです↓

 

 

 

 

 

~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~

 

クラシックの迷宮

▽ルイジ・ノーノ生誕100年

初回放送日: 2024年1月27日

 

そして彼の血はもう歌っている

フランス国立放送管弦楽団(管弦楽) 、 ヘルマン・シェルヘン(指揮)

作曲: ノーノ

(12分26秒)

<STRADIVARIUS STR10042>

「スペイン治安警備隊のロマンセ」から

クリスタ・ルートヴィヒ(ソプラノ) 、 北ドイツ放送交響楽団&合唱団(管弦楽&合唱) 、 ブルーノ・マデルナ(指揮)

作曲: ノーノ

(5分39秒)

<ARKADIA CDMAD 027.1>

歌劇「不寛容」から 第1幕 第3場「街頭」から第4場「警察署」の途中まで

ウォルフガング・ノイマン(移民の男) 、 マリア・コヴォリク(女) 、 アンネ・カトリン・アウヒ(警察官) 、 ウォルフガング・フォン・ボリース(警察官) 、 ハインリヒ・ブレッケルホフ(警察官) 、 アヒム・リクス(警察官) 、 ブレーメン劇場合唱団(合唱) 、 ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) 、 ガブリエル・フェルツ(指揮)

作曲: ノーノ

(5分11秒)

<DREYER GAIDO CD21030>

輝く工場(抜粋)

テープ音楽

作曲: ノーノ

(2分23秒)

<ARTIS ARCD032>

「力と光の波のように」から第3部&第4部

マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) 、 バイエルン放送交響楽団(管弦楽) 、 クラウディオ・アバド(指揮)

作曲: ノーノ

(14分20秒)

<Deutsche Grammophon 471 362-2>

パウル・デッサウのために

テープ音楽

作曲: ノーノ

(7分7秒)

<STRADIVARIUS STR57001>

死の間近なとき(ポーランド日記第2番)

イングリート・アデ(声) 、 モニカ・バイア・イフェンツ(声) 、 ベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ(声) 、 ハリーナ・ニッカルツ(声) 、 ロベルト・ファブリッチアーニ(バスフルート) 、 フランセス・マリー・ウイッティ(チェロ) 、 アルトゥーロ・タマヨ(指揮)

作曲: ノーノ

(4分40秒)

<DAAD ED.RZ4006>

ドナウのためのポスト・プレ・リュード

クラウス・ビュルガー(テューバ)

作曲: ノーノ

(13分39秒)

<NEOS NEOS11119>

 

~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~

 

 

今夜のこの時間は、

「クラシックの迷宮」。

 

音楽評論家・片山杜秀さんの

ご講義の時間です☆

 

先週のこの時間は、

当番組にしては珍しい、

再放送でした。

 

今週は、再放送ではなく

本放送となります☆

 

 

テーマは、

「ルイジ・ノーノ生誕100年」。

 

 

ルイジ・ノーノ…

 

 

私は今夜が初めましてですm(__)m

 

 

早速、ググってみたところ…

 

ルイジ・ノーノ

 

という同名の画家もいるらしく。

 

今夜はもちろん、作曲家の方の

ルイジ・ノーノです☆

 

 

以下、Wikipediaからの引用です(^^♪

 

 

Wikipediaから拝借m(__)m

 

 

イタリアのヴェネツィアの作曲家。

 

1924年1月29日~1990年5月8日

 

↑なるほど、今年の1月29日…

明後日が、ちょうど

生誕100年ですね☆

 

「電子音楽、ミュージック・セリエルにおける主導的存在の一人となった」

 

とのこと。

 

 

1955年に、アルノルト・シェーンベルクの娘(片山さん曰く、「次女」)、ヌリアと結婚、とあります。

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)♪

 

 

↑頷きながらWikipedia拝見中~☆

 

 

ノーノの作風は、

初期・中期・後期の

三つの時期に分別されて、

後期の作品に、私も大好きな映画監督

アンドレイ・タルコフスキーの名を冠した

「日本で委嘱・初演された「進むべき道はない、だが進まねばならない――アンドレイ・タルコフスキーへ No hay caminos, hay que caminar... Andrej Tarkovskij 」(1987)」がある、とあります。

 

 

これは聴いてみたいな~目がハート

 

 

本日のプログラムには

ないようですが…うーんあせる

 

 

と☆いう訳で、

YouTube動画で検索してみました☆

 

 

☆動画お借りいたしましたm(__)mありがとうございます☆

 

「進むべき道はない、だが進まねばならない――アンドレイ・タルコフスキーへ No hay caminos, hay que caminar... Andrej Tarkovskij 」

 

 

どんな曲なのか…

 

後程視聴するのが楽しみです☆

 

 

↑因みにですが…

上にお借りした動画の最初の方の

映像はタルコフスキー作品ですね…

 

大丈夫なのかな???(版権とか…)

 

 

タルコフスキーのことを

思い出したら、また彼の映像作品を

観たくなりました…!

 

私の一番好きな作品は、

「サクリファイス」…!

 

 

 

 

 

 

「サクリファイス」については

こちらのブログ記事にも

何度も話題にしておりました(笑)

 

関連記事はこちらです↑

 

 

 

 

↑「サクリファイス」…☆

 

 

 

しかし、本日は

「ルイジ・ノーノ」です☆

 

 

私の大好きなタルコフスキーの

名を冠した作品と言えば、

武満徹さんの作品を思い起こしますが

 

 

こちらからどうぞです↓

 

 

 

 

 

 

 

さて☆

 

番組が始まりました!

 

 

集中します~\(^o^)/

 

 

 

今、1曲目の

「そして彼の血はもう歌っている」

が始まりました。

 

フルートのソロでしょうか、

 

尺八的な雰囲気です。

 

 

動画検索しましたが、

残念ながらヒットせずあせる

 

 

これはもう一回聴いてみたい…

 

 

曲が終了し、

片山さんの解説が

始まりました。

 

この作品タイトルに

「彼の血」とありますが、

ここでの「彼」とは誰なのか?

はっきり特定できるとのことで、

スペインの詩人ロルカのことだそうです。

 

弾圧されても詩人である彼の血は

歌うことを辞めない、

 

フルートソロがロルカを

そして、その周辺で鳴るオケが

弾圧勢力を表している、とのことです。

 

なるほど…

 

 

そのロルカを描いた作品が、

本日2曲目の

スペイン治安警備隊のロマンセ

 

ロマンセ、とはここでは

「バラード」くらいの

意味だそうです。

 

 

こちらも残念ながら

YouTube動画ではヒットせずあせる

 

 

スペイン内戦でフランコ将軍側に

虐殺された詩人ガルシア・ロルカ。

 

彼を描くことは、

弱い立場に置かれた方を

象徴的に描くことにつながるそうです。

 

 

弱い立場に置かれた人…

貧しいひと、ユダヤ人、ロマの人々、

移民、他にも民族関係なく、

弱い立場に置かれた方々が

ファシズムや

警察等々権力側から弾圧されること

そのことに対する怒りが

作品に表れている、とのことです。

 

それが、歌劇「不寛容」で

描かれている…と。

 

 

ではノーノは政治的に

どういう立場に居たのか。

 

それは、イタリアの共産党の

リーダー格に居た、という

そういうことだそうです。

 

資本主義+自由主義が

突き詰めて考えていくと

ファシズムに行きついていく

 

だから、資本主義を乗り越えて

共産主義に行かないと

と、そういう信念があった方

だそうです。

 

その信念を描くためには、

資本主義と結びついた

従来の音楽形式では

描き切れない、そのため

新しい電子音楽「テープ音楽」に

彼は移行していくそうです。

 

 

うーん。

 

難しい。

 

 

音楽の形式と内容の問題ですね。

 

 

 

ノーノは実際に共産党員に

このテープ音楽を聞かせたら

みんなの気持ちを鼓舞したと

言っているそうですが、

(片山さん談)

 

ほんとにそうなのかどうかは

 

これから皆さんのお耳で確認

してください~

 

と片山さん。

 

 

ほんとに、気持ちが鼓舞されるのか

私自身はちょっと疑問に感じる

 

「テープ音楽」

 

でした…うーんあせる

 

 

その音源をお借り出来たら

いいのですが、

やはり検索ヒットしませんでした

 

 

 

 

そして、お次はこちら↓

 

 

↑「力と光の波のように」☆

 

 

本日の演奏はポリーニとアバド、

イタリアの共産党員としての

交友関係にある共演、とのこと。

 

 

 

 

 

テープ音楽「パウル・デッサウのために」

 

 

…これは、もう音楽の域を

越えているのではないでしょうか…

 

 

そんな感想を抱きました…うーんあせる

 

 

全編に演説のテープが

流れていて…

 

それが、独特の

抑揚を持って話されるため

音楽的と言えば音楽的では

あるのですが…

 

そこに環境音楽のように

音が重ねられて流れていく…

 

聴いて頂ければわかるので、

7分程です、

よかったら、上の動画から

お付き合いください…m(__)m

 

 

 

 

 

 

1980年代のノーノの音楽は

ライブ・エレクトロニクス

 

電子的に変化させた音と

生の音を変化させていく

 

そういう方向での

音楽に発展していくそうです。

 

 

 

↑死の間近なとき(ポーランド日記第2番)

 

 

「バス・フルートと

チェロの幽かな

きしむような響き」

 

「その微細な音を

我々の脳に刻んでいく」

 

そういう音楽だそうです。

 

 

 

 

そういう音楽の

集大成としてあるのが

この「プロメテオ」だそうです☆

 

 

この「プロメテオ」は

長い作品のため

本日は放送されないそうびっくりあせる

 

 

 

 

↑本日のラスト

「ドナウのためのポスト・プレ・リュード」

 

 

 

「これはほんとにテューバ

の音なのか?

というような微細な音」

 

だそうです。

 

 

今、実際に放送で

拝聴しておりますが、

 

とてもとても

あのテューバの音とは

思えない…

 

幽かな響きに

思わず聴き入ってしまいます!!!

 

テューバというと、

低音、爆音、のイメージ…

 

それが、完全に覆されました!

 

 

びっくりベルベルベル

 

 

 

それにしても、これは

演奏するのは

大変そうです…!!!

 

チューベルベルベル

 

 

 

 

 

本日も、とっても充実の

プログラム…!

 

 

片山さんのお話も

いつもながらキレがあり

わかりやすくて面白かった

 

ほんとに贅沢なご講義、

ただで拝聴出来るのが

申し訳ないくらいです…泣き笑いあせる

 

 

聴き応えある番組を

今夜もありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

それでは

 

今夜も放送ありがとうございます。

 

 

どなたさまも、

どうぞよい夕べをお過ごしください☆

 

 

いつもありがとうございます。ニコ音譜

 

 

 

 

音楽のカミサマ…恋の矢

いつもありがとう花束音譜

 

 

皆さま、ニコキラキラ

いつもお付き合いいただきまして…

 

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