自分の人生そのものをブランドにした女性の物語 ~シンプルかつ最も重要な成功の秘訣とは?~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

突然ですが、私、今年こそは

仏検を受けようと思っています。

 

フランス語を勉強し始めてから約1年

家事や育児の合間にコツコツ勉強してきたことを

 

客観的に証明できる形にしたいと思い

仏検を受けようと常々思っていましたが

 

去年の春は、子供たちが病気で入院したし

秋は、下の子の夜泣きでしんどかったし…

 

もうちょっと子供たちが大きくなれば

仏検なんかいつでも受けに行けるし…

 

と、なんだかんだ理由をつけて

先延ばしにしてきました。

 

でも、そうやって言い訳をして、

タイミングを逃して、

結局やりたいことができず、

できなかったことを後から正当化する。

 

「あなたの生き方、それでいいの?」

 

と自分自身に問いかけた時、

心の中のモヤモヤが晴れました。

 

自分に追い込みをかけるためにも

ここであえて宣言したいと思います。

 

私、今年こそは仏検にチャレンジします!

 

 

《自分の人生そのものをブランドにした女性》

 

私がこんな風に考え、行動を起こす

きっかけを与えてくれたのが

ウシャさんの言葉でした。

 

 

パリライフ・コレクション

輝くフランス人女性のインタビュー編

より今回届いた映像は

 

パリの人気ブランド

「Jamini(ジャミニ)」のオーナーである

ウシャ・ボラさんのインタビューです。

 

ウシャさんは、インドの

ある小さくて貧しい村の出身なのですが

 

チャンスに恵まれて高等教育を受け

香港に渡ってしばらく暮らし

 

その後、フランス人の男性と出会って

パリにやって来ました。

 

フランス文化の中に

何とか自分を溶け込ませようと

頑張ってみたこともあったけれど、

 

やっぱり自分のルーツを、

自分の中に生きている複数の文化を

忘れ去ることはできなかった。

 

そんな思いから、

ウシャさんの生まれ故郷の伝統である

布の機織りの技術を活かして

 

彼女の人生そのものともいえる

ミックス・カルチャーを表現した

新しいブランド「Jamini」を

作り上げたのだそうです。


 

こうやって言葉でさらっと書くと

何だか簡単なように思えますが

 

普通、自分が表現したいことや

アイディアがいくら頭の中にあったとしても

 

それを形にしてブランドを作り上げる

というのはなかなかできないことですよね。

 

ウシャさんがそれを可能にした秘訣はというと

 

il faut évoluer

具体的に行動して前に進むこと

です。

 

例えば、布織の技術はあっても

モダンなデザインができなかったウシャさんは

 

ある時、インスタグラムで見た

美しいデザインに心惹かれました。

 

そこで、思い切ってそのデザインを描いた

オランダ人女性に電話をかけて

 

自分の作った手縫いのバッグを

オランダまで送ったのです。

 

相手はウシャさんのバッグをとても気に入り

何度も電話や実際に会って話し合いを重ね

 

最終的に、その女性と一緒に

コレクションを作ることになりました。

 

世の中は本当に、可能性に満ちあふれている。

 

その可能性を信じて前に進むからこそ

美しいものが生まれるのであり

 

「このくらいなら自分にもできるな」

と言って死ぬまで同じことを

同じように続けていくことには意味がない。

 

そうウシャさんは言います。

 

 

《なぜ「一歩」が踏み出せないのか?》

 

私自身は、これをやりたい、

やったら自分にとって絶対プラスになる

という勘はわりと働く方なのですが

 

そう思ってから実際に行動に移すまで

やたらと時間がかかるタイプだと思います。

 

FDSでフランス語を学び始めよう

と思った時もそうでした。

 

以前こちらの記事でも書いたように

直感的にFDSが良いと思ったというのは

確かにその通りなのですが

 

実際には、2週間の体験授業の間に

インターネットでフランス語の教材を

調べて徹底比較したり

 

FDSの生徒さんのブログを

片っ端から読んだり

 

そのうちのお一人にメールを送って

詳しい内容を根掘り葉掘り聞いたりして

 

悩んで悩んで

 

募集期間終了ギリギリになって

ようやく自分自身を納得させて

申し込みをしました。

 

新しいチャレンジへと

なかなか一歩を踏み出せない理由は

人それぞれ色々あるとは思いますが

 

大きな要因はやはり

頭であれこれ考えすぎてしまうこと

ではないかと思います。

 

これを始めることで

どんなメリット・デメリットがあるのか

 

どれくらいコストがかかり

周りにどんな影響を与えるのか

 

自分はちゃんと続けられるのか

思うような効果が出るのか

本当に自分が今やるべきことなのか…

 

色々考えて、確実に成功する

あるいは少なくとも失敗しないという

自信が持てないと行動に移せない。

 

そうしてあれこれ考えているうちに

タイミングを逃してしまったり

何だか面倒臭くなってしまったり

 

やらなくていい言い訳が

見つかってしまったりして

結局行動しないということになるのだと思います。

 

もちろん、じっくり考えることは

悪いことではないのですが

 

頭の中だけで考えて出した結論というのは

大抵、過去の記憶やデータに基づく分析であって

 

あまり自分の枠を広げるものではないというか

つい無難な方向へと進むことが多いです。

 

それよりは、ある程度考えて

そこに未来の可能性を感じたなら

まず行動してみる

 

そうして実際に得られた最新のデータに

基づいて軌道修正をして行った方が

よっぽど成功への近道になると思うし、

 

当初は思ってもみなかったレベルへと

自分を進化・成長させることにも

つながるのではないかと思うのです。

 

 

《100点満点なんて目指さなくていい》

 

仏検の勉強を本格的に始めてみて

 

意外とフランス語の文章が

読めるようになっていること

 

ゆっくりめであればわりと正確に

音が聞き取れるようになっていること

などがよくわかりました。

 

他方で、綴りを正確に書くことや

数字を聞き取ってすぐ理解すること

 

動詞の活用などはまだまだだな

ということもよくわかりました。

 

今までと違ったチャレンジを始めてみることで

自分のやるべきことがすごくクリアに

なっていくのを感じています。

 

 

語学の勉強を再開したい

バイリンガル育児を始めてみたい

 

将来の就職や転職に向けて

スキルアップを図りたい

などなど

 

新しいことにチャレンジしようという

気持ちがほんの少しでもあるのなら

 

思い立ったその時に

まずは行動してみることです。

 

100点満点なんて目指さなくていい。

行動すれば必ず学びが得られます。

 

なんか違ったなと思ったら

ちょっと立ち止まって考え直し

また動いてみればいいだけのこと。

 

行動してみて損することなんてないですよね。

 

計画して、行動して、少し休んで、考える。

この繰り返しがどれだけできるかが

 

成功や幸せを手に入れるための

大きな鍵になるのではないでしょうか。

 

 

 

☆ ウシャさんのインタビューを

見たのとちょうど同じ頃に

 

愛読するぼりーさんのブログで

「攻める女と、待つ女。

〜ドラマ『東京タラレバ娘』はリアルなのか?〜」

という記事を読みました。

 

自分の軸をしっかり持って

幸せを手にしている人というのは

行動することの価値を知っている人なのだなと

改めて感じ、背中を押される思いがしました。

 

ぜひご覧になってみてください。

 

実は、私、フランス語の他にもう一つ

形にしようと思っていることがあるのですが…

 

それはまた別の機会に

お話ししようと思います。

 
 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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