パリという街が大好きな人、
パリで夢を叶えたいという人、
パリにつながる仕事をしたいという人が集まる
フランスダイレクトスクールの
新たなコミュニティ
「パリライフ・コレクション」より
フランス社会で活躍する女性の
インタビュー映像が届きました。
今回登場したのは、
フード空間デザイナーの
Valérie Vais
（ヴァレリー・ヴァイス）さんです。
「フード空間デザイナー」って、
ちょっと聞きなれない職業ですよね。
それもそのはず、
ヴァレリーさんは、
フレンチの神様と呼ばれる
ジョエル・ロブション氏
パティスリー界のピカソと呼ばれる
ピーエル・エルメ氏
この２人の巨匠に弟子入りして、
デザイン・キュリネール（フードデザイン）
の世界へとデビューしました。
彼女が手掛ける
フードデザイン・イベントは
あっという間に業界を魅了し、
GUCCIやＫＥＲＩＮＧといった
高級ブランドのVIPイベントなども
手掛けるようになります。
さらに、パリの新しい高級ホテルの
コンセプトからデコレーションまで
トータルプロデュースしたり、
家具や食器類の
オリジナルブランドを立ち上げるなど、
「食」と「デザイン」という
持ち味を多方面に発揮して
独自の領域を切り拓いているのです。
「ハイグレードブランドの
”３６０度”演出家」なんて
紹介されている場面もありますし、
彼女の存在を一言で表現するのは
なかなか難しいです。
ヴァレリーさんがやっているのは、
演出や、舞台のセッティングや、
デザインではあるのだけど、
彼女が提供する価値は、
それだけにとどまりません。
それらのさらに上にある、
全てが融合することによって
生まれる１つの世界
彼女が「魂のサプリメント」と呼ぶ
その世界を作り、与えること
C’est ma différence.
（それが、他の誰でもない
自分にしかできない仕事なのです。）
と、ヴァレリーさんは語ります。
＊
何の迷いもなく、自信を持って
そう言うヴァレリーさんを見て、
私は胸を打たれました。
「自分にしかできない仕事」
それこそが、今、私が
探し求めているものだからです。
私は、大学を出てから１０年ほど、
会社で法律関係の仕事をしていました。
仕事の仕方について自由度も高く、
お客さんや上司にも評価され、
大きなやりがいを感じていました。
でも、だんだん責任ある立場へと
上って行けば行くほど、
ここが「組織」であること、
自分があくまでその
「一員」であることを痛感し
「自分にしかできない仕事」は、
ここにはないのだと思うようになりました。
そんな折、
私は待ちに待った
子宝を授かりました。
この子の母親は自分しかいない。
自分にしかできない尊い仕事を
見つけたと思いました。
自分のことはどうでもいいから、
この子の幸せのために尽くそう
とすら思いました。
でも、子供が小さい今のうちは
それでもいいかもしれないけど、
子供はいつか巣立っていくもの。
子供を自立させるのが親の役割であり
そのためには、親である自分も、
子供に依存してはいけないのだと思います。
じゃあ、自分にしかできない
仕事って何だろう？
それはまだまだ
模索中ではありますが、
私という人間が発信する「言葉」によって、
誰かを笑顔にしたり、
誰かに勇気を与えたり、
誰かの悩みを解決することができたら
素晴らしいと思っています。
そして、そのための第一歩として、
このブログを書いています。
書くことに関しては、
まだまだ未熟者ではありますが、
いつか子供たちが大きくなって、
母親は何をしている人なんだろう？
と思った時に、
「これが私にしかできない仕事よ」
と胸を張って言えるように、
一歩一歩、やるべきことを
積み重ねて行こうと思っています。
＊
パリライフ・コレクションの詳しい内容が
だんだんとわかってきました。
映像や音声の配信だけにとどまらず、
普通のガイドブックには載っていない
パリの街の紹介や、
フランスで活躍する日本人を
ゲストに招いてのイベントなどなど、
会員みんなで
日本とフランスの架け橋となる
最先端の場を作り上げる、
そんな素敵な
コミュニティになりそうです。
今、こちらから登録すると、
パリライフ・コレクションを
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これからの「パリコレ」が
本当に楽しみですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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