フランス流愛情表現で子供と心を通わそう | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

以前、こちらの記事の中で、

 

フランスでは、大人が子供に

呼びかける時の愛情表現が

とても豊かであるというお話をしました。

 

例えば、

・いとしい人
mon chéri/ma cherié
mon chouchou

・おちびさん
ma puce
mon bébé

・その他

mon petit chat (子猫ちゃん)

mon petit poussin (ヒヨコちゃん)

 

などなど

本当にたくさんの表現があります。

 

日本では、どちらかというと

夫婦、親子は以心伝心、

言わなくてもわかっているでしょ

という意識が強く、

 

このような甘い表現はもちろん、

「愛してる」とか「大好き」とか

普段はあまり言わない人も多いと思います。

 

(ちなみに、うちのパパは

子供にもママにも全然言いません。)

 

でも、多くの育児書や

専門家も言っているように、

 

子供の自己肯定感を育むためには、

親が子供に愛情をたくさん

伝えることが大切であり、

 

そのために、こういう愛情表現を

あえてしてみるというのは

とても意味のあることだと思うのです。

 

そこで、しばらくの間、

このフランス流愛情表現を

試してみることにしました。

 

 

いざ、2歳の息子へ

「かわいい子猫ちゃん、大好きよ。」

 

…こっぱずかしい

どうもしっくりこない

 

息子も「僕、猫じゃないよ」みたいな

不思議な顔をしていました。

 

それなら、0歳8か月の娘へ

「かわいいヒヨコちゃん、いい子だね。」

 

わかっているのかいないのか、

娘はただニコニコ笑っていました。

 

うーん、手応えも反応もイマイチ。

 

それでもしばらく続けてみたところ、

わかってきたことがいくつかありました。

 

 

1、スキンシップを同時にすると効果的

 

こういう甘い表現は、

ただ言葉で言うだけだと

なんだかこっぱずかしいだけなのですが、

 

頭や顔をなでたり、

ハグしたりしながら言うと、

すごくしっくりくることがわかりました。

 

その方が子供たちにも

伝わりやすいようで、

 

最初は反応がいまいちだった息子も

ママの語りかけを喜んでくれるようになりました。

 

 

2、かける言葉は実は何でもいい

 

フランス流の呼びかけは

バラエティに富んでいて面白いのですが、

 

それって結局のところ、

呼びかける言葉は何でもいい

ということなのだと思います。

 

ママ自身が「かわいい」「大切だ」と思い

気持ちが込められるものなら

それでいいのです。

 

私の場合、最終的には

「私の大事な宝物!」と言って

子供をぎゅっと抱きしめるのが

一番しっくりきました。

 

 

3、愛情表現は親のためでもある

 

せっかく愛情表現をしているのに、

子供の反応が良くないと、

 

意味ないのかな、なんて

思ったりもしますよね。

 

でもそんなことはなくて、

「私の大事な宝物」だと言い続けることで、

 

言っている私自身も、

子供たちが本当に大事な宝物なんだと

改めて認識することができる

ということに気づきました。

 

 

 

まとめますと、

 

☆ 子供にとっては、

言葉とともにスキンシップをすることで

愛情がより伝わる。

 

☆ 親にとっては、

言葉にすることによって

子供への愛情を再確認できる。

 

☆ 結果として、

親と子の心が通い合い

お互いの絆が強まる。

 

というのが、

フランス流の愛情表現を

実践してみた私の結論です。

 

親子の間はもちろん、

夫婦、恋人との間でも、

ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

 

やってみた感想、あるいは反論など、

コメントをいただけますと

とても嬉しいです。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

よろしければクリックをお願いします。↓