パリのトップデザイナーが語る「育児と仕事」 | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

先週に引き続き、

 

パリという街が大好きな人、
パリで夢を叶えたいという人、
パリにつながる仕事をしたいという人
が集まる

 

フランスダイレクトスクールの

新たなコミュニティ

「パリライフ・コレクション」より

 

フランスのモードの最前線を行く

ファッションデザイナー

Stéphanie COUDERT

(ステファニー・クーデール)さんの

インタビュー映像の後編が届きました。

 

(前編はこちらです。)

 

今回は、la collaboration

(コラボレーション)をキーワードに、

 

私生活のパートナーでもある

カリグラフィー作家ジャン・マルク氏

との共同制作について、

 

「Service Couture Paris」 という

新しいブランドコンセプトと、

その中での若いアーティストとの

コラボレーションについて、

 

そして、日本の女性へのメッセージとして、

「育児と仕事の両立において大切なこと」

について語ってくださいました。

 

 

子育てにおいて女性の責任や負担が

まだまだ大きい日本の状況に対し、

 

ステファニーさんは、

「フランスの女性は、少し先駆け的に、

仕事と育児との両立は難しいという

その罪の意識から解放された」

と言っています。

 

これってどういうことなのかというと、

 

フランスでは、

妊婦の健診や出産費用も無料、

育児手当や託児所も充実し

 

出産後も元の職場、元のポストに戻る

ことは女性の当然の権利とされ、

育児参加に対する男性の意欲も高い等々、

 

社会全体として、女性が仕事と育児を

両立するのは当然のことと考え、

それをサポートする環境が

すごく整っているのだそうです。

 

 

でも、そうかといって、

フランスの働くママさんたちは

何の悩みもないのかというと

もちろんそんなことはありません。

 

il y a des jours où mon travail doit passer avant,

même si, j’ai quand même envie de leur faire

des bisous et des câlins.

(仕事が何よりも第一になる日もあります。

そんな時は、子供の顔を見て

優しく抱きしめてあげたい、

でも、できない。)

 

それでも、子供と一緒に過ごせる時間は

それぞれ必ずあるはずだから、

 

たとえ短くても、その時間を

大切に過ごしているのだと

ステファニーさんは言います。

 

そして何より大切なことは、

 

Si on peut apporter la sécurité, à son enfant,

c’est là où notre rôle de mère est primordiale.

La sécurité, voilà, le socle.

(子供の心の土台という意味での

安心感を確保すること、それが、

母親の一番の役割だと思います。)

 

そのためには、母親自身が

自分の夢を叶え幸せに生きている

という姿を見せることが大切であり、

 

それができるように、

家族とコミュニケーションを密に取って、

きちんと理解してもらうということが

とても重要なのだということを

彼女は教えてくれました。

 

 

私自身、出産・育児を経て、

これからの働き方・生き方について

深く考えているところです。

 

これまでは、何も考えず、

育休から復帰して、子供を預けて、

元の職場でまた激務の日々を送るのが

当然のことだと思っていましたが、

 

それが唯一の道ではないということを、

今回、ステファニーさんの言葉を聴いて、

改めて感じています。

 

一番大切なのは、

母である私自身が幸せであること。

 

私自身の幸せって…

・ 安心して生活できるだけの収入があって

・ 子供たちと楽しい時間をたくさん過ごし

・ 家族や仲間と良い人間関係を築きつつ

・ 自分自身の夢を叶えて

・ 社会に貢献するような何かを成し遂げる

 

なんて、ちょっと欲張りすぎでしょうか。

 

でも、たった一度の人生ですから、

それくらい大きな目標を持って、

力いっぱい生きてもいいと思うのです。

 

そして、「子供は親の背中を見て育つ」

といいますから、

 

子供に悔いのないよう精一杯生きて、

幸せになってほしいと思うのなら、

なおさら、親がその姿を見せてあげる

必要があるのだと思います。

 

il me semble qu’il y a un moyen, pour ça,

(そのための方法は必ずあると思う)

 

私もそう信じて、

日々、自分が実現したいことを

着実に行動に移していこうと思います。

 

 

ここで紹介したのは、

ステファニーさんの言葉のほんの一部です。

 

あなたも、

ステファニーさんの力強い言葉を聞いて、

そこから人生の糧となるものを

感じ取ってみませんか。

 

「パリライフ・コレクション」の入り口は

こちらの記事からです。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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