ワインと言葉の旅 | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

先週に引き続き、今週も、

FDSでこの秋に本格的に始動する
パリが大好きな人、
パリで夢を叶えたいと思っている人、
パリにつながる仕事をしたいと思っている人
のためのコミュニティ

「パリライフ・コレクション」

より、フランスで活躍する日本人の
生の声が届きました。

今回登場したのは、
ワインツーリズムコーディネーターの
PECON倫子(ペコンともこ)さん
です。

1999年にフランスに渡り、
現在は、ワインのPR、
造り手を訪問するオリジナルツアーの企画や、

「フェミナリーズ
世界ワインコンクール」という
女性限定のワインを審査する大会に
関わる仕事もされています。



ある有名スポーツメーカーの広報として、
10年間、日本のメディアに
関わる仕事をしていましたが、

メディアのことを知れば知るほど、
その内容のマンネリ化、
ワンパターン化に失望を感じていきました。

そんなある日、
旅行で訪れたフランス、リヨンの街で、
倫子さんは大きな衝撃を受けます。

200メートルくらい歩いても
いわゆるフランス人に1人も出会わない
「人種のるつぼ」感、

そうかと思えば、
街並みはとても統一感があり、
広告も制限されていて、

まさに「物質主義への抵抗」という
価値観を体現しているようでした。

旅行ではなく、
このフランスの価値観の中で生活したい!

周りからの「結婚しないの?」圧力を
ひしひしと感じる日々に
嫌気がさしていたこともあり、

倫子さんは、単身フランスに渡り、
ワインで有名なブルゴーニュの
ディジョンという街に住み始めました。

倫子さんが一番苦労したのは、
やはり、言葉の壁でした。

見た目も頭の中身も大人なのに、
赤ちゃん並みの表現しかできない。

語学学校には通っていたけれど、
先生以外はみんな外国人で、
ネイティブのフランス人と
会話をする機会がなかなかない。

いつになったら
フランス語で夢を見られる日が
来るのだろう…

長いこと悩み続けた倫子さん。
でも、決して諦めることはありませんでした。

タダで、ネイティブのフランス人と
フランス語会話の練習をする
ある画期的な方法を編み出したのです。

そうしてフランス語力を磨きつつ、

日仏の文化の発見と推進を目的とする
ディジョン日仏協会という団体の
活動に参加したりする中で、

倫子さんは、現在の、
ワインに関わる仕事に出会いました。


ワインをPRしたり、
ワインの審査をしたりする仕事は、
何よりも表現力の豊かさが求められる、
ということは想像がつきますよね。

「ワインの世界は人生のメタファー」
だと、倫子さんは言います。

実際、
最初は赤ちゃんレベルだった
倫子さんのフランス語も、

まさに、収穫されたブドウが
醸造の過程で徐々に変化し

樽の中で熟成されて、
どんどん深みが増していくように、

大人の深みや豊かさを持った
表現へと進化していきました。

例えば、
「香りは動物的だけど、
 口の中はとてもエレガントね。」

ワインカーヴを訪れて試飲した時、
こんな表現ができたら、

お?よくわかっているな。
普段は出さないとっておきのワインも
ちょっと味わってみるかい?

みたいな流れになることも
あるんだとか。


倫子さんの人生の物語に触れ、

ワインも言葉も人生も、
手をかけ、時間をかけて
磨き上げていくことで、

豊かで味わい深いものに
なっていくものなんだなと
しみじみ感じました。


《今週のフランス語メモ》

☆ ワインにまつわるフランス語

毎日1つずつ、
フランス語のフレーズを
覚えようと思い、

インスタグラムを始めてみました。

倫子さんが編み出した、
タダでネイティブとフランス語会話を
練習する方法も書いてありますので、

よろしければ、
探してみてください。↓
いちにち・ひとことフランス語


この他にも、

ワインを味わう時の
表現の仕方のポイントや、

人と人をつなげる仕事において
気をつけていること、

壁にぶち当たった時の、
心の持ち方や乗り越え方など、

倫子さんの熟成された人生の教えが、
たくさん詰まっています。

間もなく始まる
「パリライフ・コレクション」
とても楽しみですね。


パリが大好きな人、
パリで夢を叶えたいと思っている人、
パリにつながる仕事をしたいと思っている人
のためのコミュニティ
と書きましたが、

実際に「パリコレ」を体験してみて、

子育てをしているママさんにこそ
ぜひおすすめしたい、
と感じました。

その理由については、
また次の記事で
詳しく書きたいと思います。



☆ ガイドブックでは知ることができない
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絵画や美術館が好きな方は、
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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