2歳の息子にイライラしたら… ~その2~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

前回の記事では、
HAYAママが魔の2歳児に
すっかり振り回されてしまっている
様子についてお話ししました。

今日は、そんな自分を振り返り、
息子に対してやってはいけなかった対応
ワースト3について、
反省していこうと思います。


ワースト1:子供をたたく

これ、普通に考えて、
絶対やってはいけないことですよね…。

国が国なら、虐待だといって
通報されても仕方ないことだと思います。

それでも、
いくら言葉で諭しても、叱っても、
危ないことを何度も繰り返したり、

特に、叩いたり、おもちゃを投げたりして、
下の子に危害が及んだような場合には、

手やお尻を叩いたりすることがありました。

言い訳をすれば、
寝不足だったり、体調があまりよくなくて、
精神的に追い詰められていたのだと思います。

でも、それがダメな方法だということは、
すぐに証明されました。

はやが叩き返してきたのです。

親が子供をたたくことは、
しつけの方法として効果がないばかりか、

「人を叩いていい」ということを
子供に身をもって教えることになる
ということに気づきました。

自分の意志で感情をコントロールすることにも、
限界がある場合もあるので、

どうも疲れているな、
イライラしているなと思ったときは、

できるだけ子供と二人っきりにならないことが
大事なのではないかと感じています。

じいじやばあば、ママ友、
子育て支援センターの職員さん、
それこそお店の店員さんなど知らない人でも、

他人の目があれば、
自然に感情に歯止めがかかりますし、

人と話をすることで、
気が紛れることも多いと思います。


ワースト2:子供に怒鳴る

手を出すことはしないまでも、
大きな声で子供を叱りつけることは、
たまに…いや、結構よくありました。

でも、大声で怒鳴ったところで、
びっくりするほど効果がないのです。

ママが怒っているということは
伝わるようなのですが、

いつも以上の笑顔を作って、
ママの笑顔を誘おうとしたり、

「ママ大丈夫~?」
「体調悪くない~?」
なんて言って、話をそらそうとしたり、

「のれんに腕押し」とは
このことだと思いました。

よくよく調べてみると、

叩いたり怒鳴ったりして、
子供が「怖い」「嫌だ」と思うと、
脳がそれ以上の情報をシャットアウトして、
結局伝わらなくなってしまうのだそうです。

また、怒ることと叱ることは
とても似ているようですが、

怒る=自分の感情を爆発させること=自己満足
叱る=見過ごせない行為などを指摘すること=しつけ
という違いがあるそうです。

子育てにおいて叱ることは必要だけど、
それは、その子の心に届く方法で
しなければならないということを学びました。


ワースト3:子供を無視する

いくらかわいい我が子でも、
イライラが頂点に達すると、
しばらく顔を見たくない、
口もききたくないと思うものです。

怒りの感情をコントロールする方法として、
しばらくその場を離れてみるというのは、
有効な方法の1つではあるそうですが、

赤ちゃん返りなのか、
とにかく甘えたがりのはやにとって、
この方法は逆効果でした。

ママが離れれば離れるほど、
はやは泣いてママのお尻を追いかけ回し、

ママの気を引くために、
さらにママが困るようなことを
することもありました。

ある時、
私は、はやから逃げるのをやめ、
あえてギュッと抱きしめてみました。

そうしたら、顔を見なくて済むし、
両手を抑え込んで、いたずらもできなくなる。

ありがた迷惑のような顔をされましたが、
はやもまんざらではない様子でした。

苦肉の策でしたが、
とにかくその場は丸く収まりました。

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叩かない、怒鳴らない、無視しない。

では、子供が困った行動をしたとき、
どうやって対処するのが最も良いのか。

それはまだまだ模索中ではありますが、

はやの場合、
無表情で、怒っているという雰囲気を出しつつ、
両手を握って、じっと目を見ながら、
いつもとは違う低い声のトーンで
やってはいけない理由を説明すると、
案外やらなくなることが多い気がします。

(でも、またしばらくすると、
同じことを繰り返すんですけどね。)

そして、たくさん怒ってしまっても、
寝る前には必ず、はやを抱きしめ、

その日あった良かったことをほめ、
「大好き」の気持ちをたくさん伝え、

お互いにポジティブな気持ちで
1日を終えるよう心がけています。


これまで、
魔の2歳児との接し方について、
育児書を色々と読んだり、
インターネットで情報を集めたりしてきました。

もちろん、それはとても参考になりますし、
同じ悩みを持つママさんの話を聞くことで、
ずいぶん心も癒されます。

でも、親と子の関係とはいえ、
育児も人対人の人間関係ですから、

どのメソッドも、体験談も、
我が家の悩みを完全に解決する
特効薬にはならないのだと思います。

私にできることは、
この目の前にいる小さな1人の人間と
きちんと向き合い、

私が持てる知識、経験、
人生哲学などを総動員して、
最も良い付き合い方を模索していく、
ということに尽きるのではないかと感じています。

まだまだ悩んでばかりの毎日ですが、

これだけ子供と濃厚な時間を過ごせるのも
今のうちだけですから、

とても幸せなことなんだと思って、
頑張っていこうと思います。


終わり



最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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