秘密のパリへ連れてって ~未公開映像その2~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

高熱を出した後、
ひどい咳が続いていた上の子はや。
お医者さんには、夏風邪ではないかと言われました。

幸い、3日間ほどで咳は治まり、
いつも通りの様子に戻ってきました。

食欲も落ちることなく、
とにかく夜早く寝かせることを心がけたのが
良かったのかもしれません。

ホッとしたのもつかの間、今度は、
下の子あやに同じ症状が出てしまいました。

2人が入院した時のことを教訓に、
感染予防を徹底したつもりでしたが、

この狭い家の中で一緒に住んでいる以上、
やはり、完全に防ぐということは
不可能なのでしょう…。

ただ、女の子は体が強いからなのか、
それとも母乳のパワーなのか、

熱もはやの時ほど高くはならず、
咳も2日程度で治まったので、
本当に良かったです。

そして現在、
HAYAママが2人の風邪をもらいました…。

これはもう「お約束」のパターンです。

でも、子供たちにとって、
ママの代わりはどこにもいませんから、
いつまでも寝込んでいるわけにはいきません。

風邪など気合いで吹き飛ばし、
早く元の日常に戻りたいと思います。


さて、
今週の「秘密のパリへ連れてって」のテーマは、
Scènes coupées partie 2
(未公開映像その2)
です。

久しぶりに、ディノさん、ライサさん、
シャルロットさんの3人が再登場しました。

「ハンバーガーのアトリエ」
Big Fernandに向かう途中、
道に迷ってしまったと言うライサさん。

せっかくだからと、
近くにある美しい教会に立ち寄りました。


パリ1区、サントノーレ沿いの一角にある
サン・ロッシュ教会

天井の宗教画とステンドグラスが
とても美しいこの教会では、
たまたま週末のミサが行われており、

都会の喧騒からしばし離れて、
静謐で厳かなひとときを
過ごすことができたそうです。


実は、わたくしHAYAママは、
なかなかの方向音痴です。

地図を読んだり、人に道を聞いたりするのが、
あまり得意でないということもあるかもしれません。

海外旅行に行った時にも、
よく道に迷った思い出があります。

例えば、
イタリアのローマへ旅行に行った時には、
体調を崩した母のために、
処方箋を受け付ける薬局を探して
暑い中2時間近くさまよい歩いたり、

カナダのバンクーバーにホームステイした時には、
降りるバス停を間違えてしまい、
ステイ先の家を探して、
夜遅くまでさまよい歩いたりもしました。

その時はとても焦りましたし、
やっとたどり着いた時には
疲れ果ててぐったりもしましたが、

後から思えば、道に迷ったからこそ、
思いがけず人の温かさに触れたり、
思いもよらない新しい発見ができたり
することもあるのだと思いました。

実際、ローマでは、
スーパー、病院、住宅街など、
観光ツアーでは見ることができない
現地の方々の生活空間に入り込み、

たくさんの方々に道を教えてもらったり、
温かい言葉をかけてもらったりしました。

バンクーバーでは、
夜遅くまで日が沈まないため、
普段はなかなか見ることができない、
美しい夕暮れの景色を見ることができました。

そんなふうに、
道に迷う=失敗=嫌な思い出
と決めつけて卑屈になったり、
誰かを責めたりするのではなく、

思いがけない出会いや発見を楽しみ、
前向きに、失敗も次への教訓や
良い思い出に変えることができるような、

そんな人でありたいし、
子供たちにもそんな素敵な大人になってほしい
と思いました。

☆ 道に迷ったら…

Je me suis perdu(e).(道に迷いました)
過去形である点に注意。
Je me perds.とは言わない。

Je me suis égaré(e). (道に迷いました)
本来の道筋からそれてしまったというニュアンス

Je me suis trompé(e) de chemin.
(道を間違えました)
Je me suis trompé(e) de route.
(道を間違えました(運転中))

Je cherche + 場所・道の名前
(…を探しています)
例:Bonjour monsieur/madame.
Excusez-moi, je cherhe
la rue Saint-Honoré.
(こんにちは、ムッシュ―/マダム。
すみませんが、サントノーレ通りを
探しています。)


《解説授業のポイント》

日本語にも「和製英語」があるように、
フランス語にも、独自の発音や使われ方をする
「フランス語化された英語」があるそうです。

fast-food
=restaurant rapide
=prêt-à-manger
(ファストフード)

checker
=contrôler
(チェックする・点検する)

e-mail
=courrier éléctronique
(Eメール)

black
=noir (黒)
Travailler au black(非合法な形で働く)
日本でいう「ブラック企業」とは違い、
「確定申告をしていない」という意味だそうです。

STOP(道路標識)
=ARRÊT「止まれ」

フランス人はフランス語を誇りに思っているから、
英語なんてあまり使わないのでは、
と勝手に思い込んでいましたが、

意外と、フランスでは英語を使い、

同じくフランス語が話される
カナダのケベック地方では、
英語をフランス語に訳して
使う傾向があるのだそうです。

(例)
「私のツイートイイねしてくれなかったの?」
フォローできないんだよ。
スマホアップグレードしないといけないんだ。」

フランス
Tu n’a pas liké mon tweet?
Je peux pas te follow.
Je dois upgrader mon smartphone.

カナダ・ケベック地方
Tu n’a pas signalé que tu aimais mon micromessage?
Je peux pas te suivre.
Je dois mettre à jour mon téléphone intelligent.


綴りは英語でも、
読み方はフランス語読みというところが、
フランス英語の難しいところかなと思います。

例えば、「upgrader」は、
「アップグレード」ではなく、
「ウプグラデ」と発音されます。

また、フランス英語は、
全体としてカジュアルな雰囲気が出るので、
TPOに応じて使うことが大切なのだそうです。


さて、
「秘密のパリへ連れてって」のシリーズは、
今回で終了です。

パリに住んでいる人でないとわからない、
とても素敵な、時にマニアックなスポットを
たくさん紹介していただき、

パリという街が、もっともっと
魅力的に感じられるようになりました。

次にパリへ行った時には、
このシリーズで出会った「秘密のパリ」を
訪れてみるとともに、

何か1つでも、
自分にとっての「秘密のパリ」を
見つけられるような、

そんな素敵な旅にしたいと
思っています。


それでは、新シリーズも楽しみにしています。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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