一時保育を利用して思ったこと ~その2~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

前回の記事では、
保育園に通うと病気をもらいやすくなる
という悩みについてお話ししました。

もう1つの大きな悩みは、やはり、
母親が一応家にいるにもかかわらず、
保育園を利用するのはいかがなものか、
という点です。


そもそも、なぜ一時保育を
利用することにしたかといいますと、
もちろん細かい事情は色々ありますが、
大まかな理由は、以下の3つです。

1つは、上の子はやの時の経験から、
産後の私自身の体調に
大きな不安があったからです。

2つ目は、2歳を過ぎて心も体もぐんと成長し、
世界がどんどん広がっていくはやを、

下の子や私自身の体調に合わせて
家の中に閉じ込めておくことに、
限界を感じたからです。

3つ目は、ますますやんちゃになり、
イヤイヤ期もそろそろピークを迎え、
同時に、赤ちゃん返りなのか、
ママにべったり甘えたがりのはやに、

四六時中真っ向から向き合うことは、
はやにとっても、あやにとっても、
私自身にとっても、全然良いことがない
と感じたからです。


もちろん、
認可保育園の入園基準を満たしていますし、
保育料もきちんと払っており、
制度的には何の問題もありません。

それでも、
「子供が3歳になるまでは
母親の手元で育てるべきだ」

「仕事をしたいと思っている人に
保育園は譲るべきだ」
といった意見を目にすると、

はやを保育園に行かせて
本当に良かったのだろうか、

保育園を利用せず、ママだけで、
2人も3人もちゃんと育てている人もいるのに、
自分はダメな母親なのではないか、
と悩んだりもしました。


でも、実際に一時保育を利用してみると、
良いことがとてもたくさんありました。

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《一時保育を利用して感じたメリット》

遊びの幅が広がった
今まで行ったことのない公園に行ったり、
お友達とかけっこをしたり、
トランポリンで遊んだり…

家ではなかなかできないダイナミックな遊びや、
色々な種類の工作などもできて、
遊びの幅が広がったと同時に、

今まで気づかなかった
子供の良い所や特技などを
発見することができました。

身の回りのことが自分でできるようになった
衣服の着脱や、ごはんにトイレなど、
ママに甘えてなかなか1人でできなかったことも、
周りのお友達の刺激を受けて、
自分1人でやる習慣がつきました。

特に、ちょうどこの夏から
トイレトレーニングを始めようと
思っていたのですが、

保育園で、トイレでおしっこができたことを
ほめられたのがとても嬉しかったようで、
家でも喜んでトイレに行くようになったというのは、
大きな収穫だったと思います。

社交性・積極性がついた
今まで、周りに同じくらいの年のお友達が
あまりいなかったということもあり、
ママやばあばと遊ぶことがほとんどでした。

そのせいか、人見知りも激しく、
子育てサークルや保育園の開放日などに
連れて行っても、入るのを嫌がったり、
最後まで打ち解けられずに帰ってくる
ということが多かったです。

でも、保育園でお友達や先生方と
ふれ合うようになったおかげで、
人が好きになったのか、

今では、ママのお友達や、親戚のおじさん、
郵便やさんやセールスのお兄さんにまで、
自分から積極的に話しかけるようになり、
挨拶もきちんとできるようになりました。

言葉の発達が促された
家にいるときも、わりとたくさん
絵本の読み聞かせをしたり、
一緒に歌を歌ったりしていましたが、

保育園に行くようになってから、
はやの言葉を発達には、
目覚ましいものがありました。

適切なタイミングで、
きちんと挨拶ができるようになり、

お歌も振り付きで
何曲も歌えるようになりました。

どちらかというとオウム返しが多かった会話も、
ちゃんと受け答えができるようになり、

時々、周りのみんなを笑わせようと、
おどけたり、冗談を言ったりすることもあり、
とても驚きました。

下の子を安心して遊ばせることができる
何かと要求の多いはやに対し、
つい後回しにされがちな下の子あやも、

はやが保育園に行っている間だけは、
ママを独り占めして、
たっぷりスキンシップを取ることができます。

また、はやに踏まれる心配もなく
マットの上で思いっきり遊ばせることもでき、
ママも、ずっと見張っていなくてはならない
というストレスから解放されました。

ママも休養が取れる
夜中の授乳で睡眠不足なのはもちろん、
まだ2人のお昼寝の時間が一致せず、
昼間もなかなか休む時間が取れない
ということも多く、

ちょっとしたことで
イライラしたり、落ち込んだり、
子供たちに優しくできないことも
しばしばありました。

はやを保育園に預けたことで、
あやが寝ている間に、一息ついたり、
たまっていた家事や用事を片付けたり、
時には、自分の勉強や趣味のための
時間も持つことができ、

ストレスが減ったばかりでなく、
大きな心の余裕が生まれました。

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このように、一時保育を利用して、
良いことがたくさんありましたが、

何よりも、以前よりずっと笑顔で、
子供たち1人1人にきちんと向き合う
ことができるようになりました。

ついでに、パパに対してももっと
優しく接することができるようになりました。

色々悩んだけれど、一時保育を利用して、
本当に良かったと思います。


もちろん、それぞれのご家庭によって、
お子さんの個性や、育児に対する考え方、
経済的な事情や、保育園の空き状況など、
事情は全く違いますので、

一概にこうすべき、こうすべきでない
ということは言えないと思います。

でも、1つ確かに言えることは、

子育て支援のために
保育園を利用したからといって、
子供がかわいそうだと思ったり、
ママが後ろめたさを感じたりする必要は
全くないのだ、ということです。

家族みんなが笑顔で
子育てをできるようにするための
1つの手段として考えれば
いいのだと思います。


これからも、
保育園を利用できることに心から感謝しつつ、
いつも笑顔で、子育てを楽しむことを
心がけていきたいと思います。

そして、1日も早く、
保育園を利用したいと思うすべての人が、
希望通りに利用することができるような
社会になることを願っています。


おわり

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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