こんにちは、ＨＡＹＡママです。
何年も机の奥にしまい込んできた
「エンジェル・レッスン」を
なぜ、今また始めようと思ったのか。
今日は、そのきっかけについて
お話ししたいと思います。
仕事に、家事に、育児にと、
日々の生活に忙殺されながらも、
心のどこかでは、絵を楽しみたい、
いつかは自分でも絵を描いてみたい、
という思いがずっと引っかかっていました。
そして、つい最近、
FDSでフランス語を勉強している中で、
私は、あるセミナーに出会いました。
それは、西洋美術史講師である内田ユミ先生の
「エンジェル＆キューピッド」
というセミナーです。
エンジェルとキューピッドの見分け方をテーマに、
有名な絵画の見るべきポイントや楽しみ方、
さらにその背景にある
キリスト教美術やギリシャ・ローマ神話まで、
広く深く知ることができるというものでした。
エンジェルや神話の世界はもちろん、
ルネサンス期の絵画なども好きだった私は、
とても興味を惹かれました。
そして、少し迷いましたが、
セミナーの映像を購入して見てみることにしました。
最初、見始めた時は、
学校の世界史の授業のような感じなのかな、
と思いましたが、
ギリシャ神話の話から絵画の見方に進むにつれ、
どんどん話に引き込まれ、
お待ちかねのエンジェルの話が終わる頃には、
不思議と自分なりにエンジェルとキューピッドが
見分けられるようになっており、
とても驚きました。
エンジェルとキューピッドの見分け方や、
絵画を楽しむための多くの知識が詰まった、
とても充実したセミナーなのですが、
決して、絵画はこう見るべきだというのではなく、
最終的には自分なりの感覚で判断して、
自分なりに絵画を見る時間を充実したものにすればよい
ということに気づくことができる点が、
このセミナーの良いところだと思いました。
そして何より、講師である内田先生の
西洋美術史や絵画に対する深い知識や情熱に触れ、
私の心の奥底に眠っていた、
絵に対する憧れや情熱が、
再び呼び覚まされたような感覚を覚えました。
以前のように、また絵を楽しみたい、
今度こそ、自分で絵を描いてみたい、
そう思うようになりました。
迷ったけれど、
このセミナーの映像を購入して見て
本当に良かったと思いました。
ちなみに、何を迷っていたのかというと、
１つは、映像のダウンロード販売であるという点です。
映像といえば、DVDが手元に届いて、
プレーヤーで再生するというのが常識だった私には、
どこか心許ないというか、不安な気持ちがありました。
でも、まず無料動画を試してみて、
その後実際に購入してみたところ、
なんてことはありませんでした。
むしろ、デバイスに縛られることなく、
例えば、スマホやタブレットで
子供の授乳や寝かしつけをしながら
気軽に楽しむことができましたし、
知識を得ることができると同時に
子育てのイライラを紛らわすこともできて、
願ったり叶ったりという感じでした。
もう１つは、やはり価格です。
育児休業中で収入のない私にとっては、
たとえDVD１本分程度の価格であっても、
一応、夫にお伺いを立てる必要がありました。
フランス語を勉強しているという時点で、
すでにそれなりの出費をしているというのに、
仕事にも生活にも直接関係のない、
純粋に私自身の趣味のものを買いたいと言うのは、
何だかためらわれました。
でも、思い切って聞いてみれば、
「ママらしいね、いいんじゃない。」
なんて言って、あっさりＯＫ。
そんなこんなで、私は、
「エンジェル＆キューピッド」を
楽しむことができたわけです。
キューピッドはどのように生まれた
どのような人物（神様）で・・・
かの有名な大天使ミカエルは、
実は何番目の階級の天使で・・・
こういった知識・教養というのは、
普通に生きていく分には、
必ずしも必要なものではないのかもしれません。
でも、知れば、
新しい世界の扉が開きます。
今まで、ただ単に「きれいな絵だな」
「学校の教科書に載っていた絵だな」
としか思っていなかった絵画が、
深い意味をもった存在として、
私たちに語りかけてきます。
それは、私のように、
絵を見ることや描くことが
趣味である場合はもちろんですが、
そうでなくても、例えば、
恋人と美術館デートに行ったときに、
ちょっといい格好ができるとか、
家族旅行で美術館を訪れたときに、
子供たちにちょっと尊敬されるとか、
ささやかだけど、確実に、
今よりも人生を豊かにすることが
できるのだと思います。
また、絵という分野に限らず、
ある人の知識の深さや情熱に触れることは、
自分の心の奥底に眠っている
夢や、目標や、何かに対する情熱を呼び覚ます
きっかけになるのではないかと思います。
そんな、内田ユミ先生のセミナー
「エンジェル＆キューピッド」
よろしければご覧になってみてください。
私も、今のこの気持ちを忘れることなく、
「エンジェル・レッスン」を
楽しんで続けて行きたいと思います。