秘密のパリへ連れてって ~フランス式のハンバーガーとは?~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

今週の「秘密のパリへ連れてって」のテーマは、
Qu'est-ce qu'un burger à la française ?
(フランス式のハンバーガーとは?)
です。

おなじみのライサさんが、
Big Fernand(ビッグ・フェルナン)という
「ハンバーガーのアトリエ」を
紹介してくれました。

ハンバーガーのアトリエ??
疑問に思いつつ、店員さんの説明を聞いていくと、

お肉については、
牛肉、豚肉、子牛肉、子羊肉から選んで、
焼き加減を指定して・・・

と、この時点ですでに
ハンバーガーショップではなく、
ステーキハウスさながらという感じです。

また、4種のチーズのステーキや
野菜も選ぶことができたり、
追加のトッピングもできたり、

私たちが知っているフライドポテトとは一味違う、
「フェルナンディン」という自家製フライドポテトも
セットにすることができます。

フランスのおいしいチーズ、
質の良いお肉など、
食材にとことんこだわり、

芸術家のように、
自分だけのハンバーガーを作ることができる、
まさに、ハンバーガーのアトリエなのだそうです。

実際のハンバーガーは、こんな感じです↓
Big Fernand

このお肉の厚さととろーりチーズは、
私の中のハンバーガーの常識を覆す、
衝撃映像でした。

他のファストフード店とは全く違う
メニューやその味もさることながら、

とてもフレンドリーにお客さんを迎え、
丁寧に、メニューの説明や
人気メニューのおすすめなどもしてくれる
店員さんの温かいサービスも
魅力の1つなのだそうです。

ビッグ・フェルナンの1号店は、
パリ9区、メトロのカデ駅近くに、

2号店は、パリ2区、
オペラやルーブルからも遠くない場所にあるそうなので、

次にパリに行った際には、
必ず訪れてみようと思いました。


《今週の気になる単語・フレーズ》

今回は、お店で注文する時に知っておくと
便利な表現が色々出てきました。

la cuisson? (焼き加減は?)
Quelle cuisson?と聞かれることもあるそうです。
- Saignant. (レア)
- A point. (ミディアム)
- Bien cuit. (ウェルダン)

Vous restez avec nous ? - On reste ici.
(こちらでお召し上がりですか?-ここで食べます)
Emporter ou sur place ?
(お持ち帰りですか、お召し上がりですか?)
Je voudrais les emporter, s’il vous plait.
(テイクアウトでお願いします)

☆ 省略語
les supp’ = les suppléments(追加のトッピング)
les gars = les garçons(ギャルソン)

(参考)le resto U = le restaurant universitaire(学食)
パリには16店あり、
安くてまあまあおいしい食事が楽しめるそうです。
パリの大学に入ってみる良い機会になりそうですね。
学生 3.15€、一般 6€(前菜・メイン・デザート付き)


《解説授業のポイント》

今回は、connaîtreとsavoirの違いについて
詳しく解説していただきました。

connaître
① 人 :~と関係がある
Je connais mes voisins.
(私は隣人と知り合いだ)
② 場所 :~に行ったことがある
Je connais la place de la Concorde.
(私はコンコルド広場に行ったことがある)
Il connait la prison.
(彼は監獄に入ったことがある)
③ 経験 :職業として精通している
Il connaît bien son métier!
(彼は自分の仕事に精通しているね!)

savoir
① 体得
Elle sait nager.
(彼女は泳ぎ方を知っている:学習)
Je sais faire de jolies photos.
(私は美しい写真を撮ることができる:実践)
② 情報
Je ne savais pas qu’il était marié.
(彼が結婚しているとは知らなかった)
Je sais que j'ai rendez-vous à 13h.
(13時に約束がある)
Je sais où tu habites.
(君がどこに住んでいるか知っている)

どちらも「知っている」となんとなく理解していましたが、
このような使い分けがあったのですね。
とても勉強になりました。

それでは、次回も楽しみにしています。