あやちゃんを妊娠してから今まで、
友人、知人、知らない人にまで一番多く言われたのは、
「二人目は慣れているから、楽でいいですよね。」
という言葉でした。
確かに、妊娠、出産の一連の流れがわかっているという意味では、
楽だったのかもしれません。
でも、妊娠中の経過は、
一人目の時とは全然違いました。
まず、つわりが重くて、とても長引きました。
また、びっくりするほど抜け毛もひどくなりました。
どんなに体がつらくても、
はやくんのごはんを作らないといけないし、
泣けば抱っこもしてあげなくてはならない。
体だけでなく、精神的に追い詰められた時期が何か月も続きました。
夜中に大量出血があり、
慌てて病院に駆け込んだ、なんてこともありました。
この時の恐怖がなかなか消えず、
夜眠れない日が続きました。
赤ちゃんが小さくて、
「このままあまり育たないようなら、早めにお腹の外に出さないといけない。」
と言われたこともありました。
それなのに、風邪をひいて、
ごはんが全く食べられなくなってしまったこともありました。
妊娠中の検査にはことごとく引っかかり、
採血の回数なんて、もう数えきれないほど。
本当に、無事にこの子を産むことができるのだろうか。
不安ばかりの10か月間でした。
そして、予定日より1週間ほど早い2月のある日。
今までとは違うおなかの痛みを感じて病院に行ったら、
即入院、分娩になりました。
それからたった4時間ほどで、
あやちゃんと対面することができました。
今までの不安や悩みはなんだったんだろうと思うくらいの、
超安産
2600gとやや小さめだったけど、
とても力強い産声を上げて生まれてきてくれたこの子に
頼もしさを感じました。
本当に、無事に生まれてきてくれてよかった。
黄疸の治療で2回も入院したり、
生後2週間でお兄ちゃんの風邪をもらってしまったり、
大変なこともあったけど、
力いっぱい生きています。
あやちゃん
元気に生まれてきてくれて、本当にありがとう。
あなたがやって来てくれて、
家族みんなの笑顔と幸せが、何倍にも増えました。
慣れない二人育児はとても大変で、
ママも怒ったり泣いたりしてしまうこともあるけど、
あなたの成長とともに、
ママももっともっと成長していきたいと思っています。
これからも、元気ですくすく育ってくださいね。
ママより