鼻血もしたたるイイ男 ~止血編~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。


2歳2か月になった息子、はや。


最近は、パパと二人してトランスフォーマーアドベンチャーにはまっており、

バンブルビーとサイドスワイプの変形ロボを与えておけば、

何時間でもおとなしく遊んでいられます。


それにしても、

イージーダイナミックというシリーズだそうですが、

2歳児でも一瞬にして車からロボットに変形させることができるなんて、

今時のおもちゃは本当にすごいなぁと思います。



さて、そんなはやについての気がかりは、

とにかく頻繁に鼻血を出すこと、です。


初めて鼻血が出たのは、1年ほど前。


朝起きたら、鼻と口の周りにべったりと血がついており、

ふとんにも大きな血の染みがついていました。


最初は、血でも吐いたのかと思い戦慄が走りましたが、

本人は何事もなかったように起きて、ニコニコしているではありませんか。


その画は、もはやホラーの領域でした。


それからというものの、何週間に一度は鼻血を出すようになり、

その度に、止血を嫌がり暴れ回る息子と格闘し、

また、シーツやら布団カバーやら、大量の洗濯物と格闘することになったわけです。


何とかならないものかと色々調べてみたところ、

私が子供の頃には当たり前のようにやっていた鼻血の止血法が、

「絶対にしてはいけない」方法だと言われていて、とても驚きました。


例えば、

鼻にティッシュを詰める

鼻にティッシュを詰めると、抜くときにまた粘膜を傷つけてしまい、

せっかく止まったのに、他の箇所からまた出血するという悪循環に陥る危険があるそうです。


仰向けになって寝る

鼻血が気管に入る危険性や、

喉に入って咳や吐き気を催す原因になるそうです。


上を向いて首の後ろをトントンたたく

全く効果がないどころか、かえって出血を長引かせるだけだそうです。


では、正しい止血法はというと…


親が気持ちを落ち着かせる

親が慌てたり大騒ぎすると、子供も不安になったり動揺したりするので、

その後の処置をスムーズにできるようにするためにも、

まずは親が落ち着いて、速やかに止血処置を行うことが大切です。


→ はやが鼻血を出したら、私自身を落ち着かせるという意味でも、

「大丈夫だよ」「落ち着いてね」と言って背中をさすってあげています。


座らせて下を向かせる

背もたれのあるイスか、なければ床に座らせて、下を向かせます。

ひざに絵本を置いて読むように、首を曲げた体勢がベストだそうです。


→ はやはなかなか座ってじっとしていてくれないので、

この時だけ、ipadでお気に入りの動画を見せるようにしています。


小鼻の上あたりを強くつまむ
鼻血が止まるまで、鼻で息ができないくらい強くつまんだままにします。

だいたい5~15分くらいで、自然に血が止まります。


→ はやの場合、鼻を触られるのを極端に嫌がるので、

仕方なく、流れてくる鼻血をふきつつ自然に止まるのを待ちます。


体を冷やし元の血流量に戻す

気温、のぼせ、興奮などにより、鼻の中の血流量が一時的に増えて出血した場合は、

涼しい場所に移動したり、冷たいタオルを鼻に当てたりするとよいそうです。



こうして、はやの鼻血が止まったことを確認し、

大量のティッシュのゴミと血のついた洗濯物を確認し、

安堵と落胆の大きなため息をついて、

止血作業は終了です。



「予防編」へつづく